あなたの瞳がゆっくり瞬いて、まつ毛に乗った雨粒が頬に落ちるさまから目が離せなかった。
ずぶ濡れの体は冷えることも忘れていた。

お題:雫

直接確かめてしまうのは少し怖いから、飼っている子猫の未来でも覗いてみましょう。
遠いいつかも、この子があなたの膝の上で眠っていたらいいな。

お題:もしも未来を見れるなら

「あなたがいない」って意味でしょうね。

お題:無色の世界

お前を剥製にして、永遠にしてしまうのはどうかと提案した時、「いずれ散るから美しいのよ」と言われた。

そうでもなかった。

お題:桜散る

独りよがりな幻より、ここにいるあなたの方が素敵だから、夢なんていらないのよ。

お題:夢見る心