まって、もう少しだけ!
夢現のなかにいるとき、そう思うときがある。
現実と思っていた、ちょっとヘンテコだけど楽しいこの世界は"夢”で、まさに今、その”夢”から覚めようとしているのが感覚でわかる。
一度覚醒して、”夢”のなかのあのシーンは、その後どうなったのか気になる。
“夢”ののつづきを見るために、もう一度目をつぶってみる。
大体の”夢”は、つづきを二度とみることはてきないけれど、ごく稀につづきを見られるときがある。
ほんとに楽しくて仕方ない、夢のつづきを。
そのときがきたら、思い切り楽しむことがわたしのやり方だ。
せっかく夢のつづきをみれたんだから、楽しまなくっちゃ。
わたしはそうしたいから、そうするつもりだ。
____________まって_____________________________。
まだ知らない世界を旅しよう。
みたことある景色でも、”世界のみえ方”は少しずつ変わっていく。
だから、毎日新しい発見がある。
この発見を、毎日楽しむことができたら、人生は楽しいものになっていくんだろうなと思う。
これまで、自分のこころのフィルターが、みえないようにしていた”幸せ”が、少しずつみえるようになっていく。
まだ知らない世界は、これまでもあったのにみえなかった世界だから。
“自分”は、急には変えられないけれど、それでも、少しずつ変わっていける。
まだ知らない世界を旅したいという、昨日の”わたし”
の気持ちが、時空を超えて、今日の”わたし”に確かに届いている。
__________________________まだ知らない世界_____。
手放したくないものがたくさんある。
あれもこれも大事。
でも、手放さずにたくさんのものを抱えると、手からこぼれ落ちてしまう。
結局なにも大事にできないまま、中途半端になってしまう。
わたしはきっと、今まさにその中途半端から抜け出そうとしているんだと思う。
なんでもかんでも手放さずに持っていたいものがたくさんある気持ちを抑えて、一つずつ手放していっている。
手放すのは、今まで馴染んでいたところから離れないといけないから、不安になる。一度手放したらここには戻ってこれないかもしれないと。
だけど、手放すことで、自分の信念みたいなものを貫けるような、そんな気がするから。
そしたら、いつか、勇気を出してよかったと思える瞬間がきっとくる。
そうやって、先人達も生きてきたんだ。
教科書に載っていない人たちも、わたしが知る由もない人たちも、きっと。
___________________________________手放す勇気__。
暗闇は、ときに悪いことの象徴のようにされるが、わたしは暗闇が好きだ。
毎晩床に就くとき、部屋の電気の豆電球すらつけずに真っ暗にする。
真っ暗にすると、わたしがどこか真っ暗なところを漂っていたときを思い出す。
この記憶が、生まれる前のことなのか、夢でみたことなのかはわからないけれど。
真っ暗な部屋で、まどろんで、ゆめうつつの状態になると、真っ暗なところを漂っていたときに突如現れた光が思い浮かぶ。
暗闇だと、光がより輝いてみえる。
光を光たらしめるのは、闇だ。
________光り輝け、暗闇で_______________________。
酸素は当たり前に、空気中の一定の割合をキープしている。
これと同じように、君には、わたしのそばにいることが当たり前になってほしい。
当たり前になったら気がつくことができなくなる。
そもそも、実は、当たり前なんて、なに一つないのかもしれない。
今を、うまく生きようとしなくても、何でも完璧にできなくてもいいから、自分の可能性を信じて。
たまには自分にご褒美をあげて、労わってあげて。
__________酸素_________________________________。