遠井一人

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7/27/2024, 3:59:31 PM

ただ息をして過ごす休日。何も考えなくていい日。
天井を眺めて、そろそろ寝れるかと思った時。
神様が舞い降りてきて、こう言った。

「人の子よ……」

「パソコンの調子が悪いのですが、見ていただけませんか?」

……その日は天界で、神様にパソコンの使い方を教えて過ごした。
神様もパソコン使うのか。

お題:神様が舞い降りてきて、こう言った。

7/26/2024, 12:18:18 PM

誰かのためになるならば
この命も惜しくはない
などと綺麗事を宣うくらいなら
隣の誰かに親切にしようじゃないか
命あっての人生だ
少し分けるくらいで丁度いい

7/24/2024, 3:11:49 PM

時々会って、遊んで、笑って、酒飲んで別れる
友達との付き合いなんてそれでいいじゃないか
先が長いか短いか、なんぞ俺達が知るわけもなし
そんなら今、とことんバカをやろうじゃないか
誰がポックリ逝ったとしても
惜しいヤツを亡くしたと泣いて
それでもやっぱり笑って送ろうじゃないか

これを見るかもしれぬ我が友よ
これからも、どうぞよろしく頼む

お題:友情

7/23/2024, 10:32:50 AM

「わー、きれ〜!」

お前の方が綺麗だよ。

シスコンにも、思っても声には出さない分別があるのだ。

「お、焼き鳥売ってるな。食べるか?」
「たべるー!」

満開の花が咲いた。
やっぱ俺の妹が一番可愛いし綺麗だ。


お題:花咲いて

7/22/2024, 1:04:03 PM

「タイムマシンなんて、あっても使わないさ」

 もしタイムマシンがあったらどうしたい?
 SF好きな俺が聞いてみたら、友人はつまらなさそうにそう返した。
 視線が何故かいつもより痛い。

「そんなモンあったって幸せになれやしねぇだろ」
「言い切ったな。なんでだよ?」
「あー?そりゃあお前……」

 俺から視線を外して、そいつは言った。俺もまた、すぐそこの景色を見る。
 廃墟と荒野。寂れたそこには、生命の気配はひとつもない。

「身をもって知ったからな」
「質問を変えようか。タイムマシンを使った感想は?」
「笑える」
「……マジでどうしよう」

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