6/2/2024, 12:06:28 PM
「さみしい汗」
小さい頃からさみしいと汗が出た
初めに気づいたのは、仲間はずれにされて
涙ではなく汗が服にシミをつくっていたから
上京して仕事関係の繋がりは増えたが
ずっと喉がカラカラで、フラフラする
ある日、夏でも無いのに脱水症で倒れた
汗は正直で、気づかなかった感情を教えてくれる
大人になって自分の本音がわからなくなっても
自分が寂しいのだとわかっていた
6/1/2024, 2:20:51 PM
「人が沢山通る虹」
虹がかかればどんな場所にでも
渡ることができるが、
梅雨の時期は滅多に虹が見れないので
その時期は当てにしないこと
5/31/2024, 1:43:18 PM
心の錆や汚れを落とす
石鹸があればいいのに
5/30/2024, 3:36:03 PM
我々はどこから来たのか
我々は何者か
我々はどこへ行くのか
ゴーギャンの絵が思い浮かんだ
全ての時代は通過駅に過ぎない
私も人類を構成する些細な存在でしかない
砂漠の砂のような存在
しかし人類の終わりなき旅の中に
私は確かに生きていた
5/28/2024, 11:36:22 AM
衣替えの季節は疲れる
まず、いつ夏服にするか友達と話し合う
大事なのは女子の中で1人だけ
先に夏服にならないこと
男子が先にカッターシャツになったとしても
「女子の中で」が重要なのだ
約束の日、おはようと言った彼女は半袖を着ていた
もう1人の友達も、私も
ほっと胸を撫で下ろして教室に向かった
今思えば、なんて無駄で繊細な気疲れだったんだろう