『あなたに届けたい』
あなたに送りたいものがたくさんある。
まずは、結婚指輪。
最初から重いかな、返品は不可だよ。
次に、3本の赤い薔薇。
愛してるよって伝わるかなぁ。
あとね、私が見てる景色。
これからの人生、私と同じ景色を見て欲しいな。
まだね、たくさんあるの。
今日はこのくらいにしておこうかな。
送りたい順番がおかしいけど、
きっと笑ってくれるよね。
愛してるよ。
『I LOVE...』
愛してるなんて、はずかしくて言えないから、
Official髭男dismの「I LOVE…」を歌った。
結局照れてあなたのことは直視できなかったし、
自分の顔は赤く染まってたと思う。
私の次にあなたは、
「115万キロのフィルム」を歌った。
気持ちが届いたみたいで、すごく嬉しかった。
『街へ』
私は田舎に住んでいて、
町には本屋さんが少しだけある。
あまり大きくはないけど、行くのが楽しみだった。
最近、そのうちの3つが閉店をしてしまった。
かなしいけど、仕方がないのかもしれないと思う。
欲しい本がなかったり時間がなかったりすると、
直接本屋さんに行くことは
どうしても少なくなってしまう。
私も大きい街の本屋さんへ浮気をしてしまう。
世の中の流れに、少し寂しさを覚える今日この頃。
『優しさ』
昔から優しいねってよく言われた。
私には理解が出来なかった。
自分は優しいと思ってなかったし、
どう反応していいか分からなくて愛想笑いしてた。
優しさってなんだろう。
正解がないからこういうのは苦手。
誰かに優しいと思われたい訳じゃない。
せめて、
自分には優しく出来るようになりたいと思う。
『ミッドナイト』
鐘の音が聞こえた気がした。
私の魔法は解けてしまった。
ハッピーエンドに出来なかった。
せっかくのチャンスだったのに。
たくさん泣いた。
声が枯れるほどに泣いた。
まるで駄々をこねる子供のように泣いた。
私は灰かぶり姫。
王子様がガラスの靴を持ってきてくれる。
それで、国中から祝福される結婚式を挙げるの。