白い箱

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5/26/2025, 10:42:57 AM

君はずっと眠っている

あの時からずっと
ずっとずっと、

あれからどれくらい経ったのだろうか

何度も太陽はのぼっては沈み、
毎日変化している


でも君は動かない

ベットの上でずっと

君と見たあの景色
君がいる世界
君の笑顔

何度も何度も夢に出てきた。

でも、
それでも、
君の声は聞こえない

愛しいあの声

自分を呼んでくれて
笑ってくれて
怒ってくれて
助けてくれた
あの声

思い出したくても思い出せない


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その日
息を呑んだ

何度も想像をした
何回も何回も

もう来ないとも思ってた。



君の名前を呼んだ



空を捉えていた瞳は
こちらを向いて

君はこう言ったんだ



#君の名前を呼んだ日

1/4/2024, 6:30:54 PM


「 朝に暖かい日差しに目覚め
  家族と会話し
  美味しいご飯を食べて
  お風呂に浸かり温かい布団で寝る 」

こんなに簡単に表せるんだよ、自分の幸せって

素敵なことだよね

どんな世界でもたくさん変化する

今の幸せが
簡単に言えなくなる日も来るかもしれない

変化って怖いよね、ずっとずーっとこのままがいいよね

でもしちゃうんだ
この生命が途絶えない限り

自分の幸せって人それぞれだよ

音楽を聴くことでもいいし、お花を摘むことでもいい

だからさ、どんなに暗闇でも
小さな幸せを見失ってはいけない

小さいお花でも大きな花束にすることができるんだ

少しだけ自分の欲を言うなら、
”いつかあなたに大きな花束を“


10/15/2023, 2:57:28 PM

私はいろんな人をみている

羨ましいがるひと
可愛がるひと
喜ぶひと
寂しがるひと
蔑むひと
泣くひと
怒るひと

どんなひとでも
気にしない

自分はありのままで

いつも見ている

この鋭い眼差しで

6/30/2023, 8:48:43 AM

わたしは今日も旅に出る

あるものを探す旅に

わたしの愛するものは
全てあの雲が空に連れていってしまった

あの雲が
この空につながる唯一の道


、、、一度だけ、一度だけ
あの雲に追いついたことがあるんだ

懐かしくて切なくてなんとも言えない
言葉の粒がたくさん降ってて
近寄れなかった

それから追いつくことは
なかった


わたしは今日も旅に出る
大きな入道雲を背に
一歩ずつ前に進んでいく


自分を探しに

6/28/2023, 12:48:53 PM

辺りでは
蝉の鳴き声や部活動の人たちの声が聞こえる

全身が太陽に当たり、
内側から暑くなっていくような気がして

アイスでも食べたい気分になった。

晴れ渡る青い空
木々から光が差し込み、揺れる青い陰
光を反射して青い海

自分の気持ちには合わないくらい
清々しくて綺麗な青だ


あぁ、
思い出してしまう

ひまわりのように
明るくて無邪気で
綺麗なあの顔


顔が赤いのは暑さのせいだろうか

道路に一粒のしずくがこぼれた

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