性同一性中学生

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7/25/2023, 11:07:56 AM

真っ白な部屋に鳥かごが1つ。中には何もいなかった。目線をそらせない妙な魅力のある鳥かご。入ってはいけないと分かっていながらも足は白い部屋へと1歩1歩近ずいていく。ガシャン!大きく鈍い音が鳴る。鳥かごが閉まった。部屋のものじゃない。もっと大きいもの。それは必然かのように理解出来た。この部屋は鳥かご...外にはニコニコと笑う母と父の顔。その瞬間全て理解出来た。この部屋に私は捕えられたのだ、そしてこの鳥かごは自分が誰かを閉じ込めるため鍵も何も無いドアノブもない。出られない。
嗚呼どうかこの鳥かごに入った私を哀れまないでくれ、いつか壊してみせるから、鍵がないのなら作ればいい。ドアノブがなければ蹴破ればいい、扉すら無かったら柵を壊してしまえば良いのだ。どうかこの鳥かごを使わないで済むように、この鳥かごには外から鍵を。

7/24/2023, 11:27:48 AM

友情じゃなかった。あれは友情でも愛情でもなかった。もっとドロドロした悲しいような優しいような、複雑な何かだった。愛してるなんて言葉じゃ足りなくて大嫌いでも足りないただ愛してた。恋や愛の火は友情を残すことなくただ残酷に燃えたぎった。

7/23/2023, 1:17:44 PM

花咲いて花散る。人生まれ人死ぬ。そんな当たり前なこと分かっていたよ。それでも人が生まれる瞬間は花が咲くみたいに美しくて人が死ぬ瞬間は花が散るみたいに寂しかった。けれど何だか安心感もあって涙は出てこなかった。
花咲く空はあまりにも青すぎた。
この空の空虚さはどうにもならず確かにそこにあるのに何故かそこになかった。

7/22/2023, 11:08:32 AM

もしもタイムマシンがあったならあの日の貴方に逢いに行く?そんなことはしない、したくない。きっとあの日に戻っても私は貴方を守れないだろう。それならば私は100年後にでも飛ぼうか。その時にはもう私は生きていないから、貴方の見つめる花畑に向かって貴女に声をかけるのだ。助けられないのなら、守れないのなら、相手と同じ場に行けばいいそうすればまた笑顔はきっと見られるはずなのだから。
相手にとって私が死ぬ事が歓迎できないものでも私にとって私が死ぬことは歓喜できることなのだから。貴方はなら私が笑えば笑ってくれるだろう?

7/21/2023, 12:45:46 PM

今1番欲しいものはたとえサンタに頼もうとも手に入らない。どこを探しても見つからなくて最終的には神頼み。そんなことをしても何も変わらないでまた振り出し。そんな日々に嫌気がさしたんだ。貴方が笑顔をふって消えたあの時の赤が目をつぶると何時でも思い出せて、忘れてしまいたいのに鈍い音も全部が脳裏に焼き付いてるんだ。どうか今1番欲しいものがいつか必ず手に入りますように。

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