冬のはじまり
冬のはじまりは結露である。うちのマンションは窓だけでなく、壁も濡れてカビが生える。
拭いても拭いても効果はなく、壁紙の下に生えるから、どうしようもできない。
そして私は、結露に悩まされるのが嫌で、エコカラットにした。
そうしたら、効果覿面。結露なんか全くなくなった。
やっぱりお金さえあれば何とかなるもんだ。ボーナス飛んだけど、、涙
終わらせないで
忙しくって、書く習慣をサボって、もう止めてしまおうかと思っていたら、お題が終わらせないでだった。
セーター
セーターはチクチクして、毛玉になって嫌だけど、母は編み物が得意でよく編んでくれた。
私が大きくなって、セーターが縮むと、セーターを解いてその毛糸でぬいぐるみを作ってくれた。
お金がない私達家族は、友達の誕生日にそのぬいぐるみをプレゼントした。なかなかの好評で、私は誕生日会にたくさん呼ばれた。
母の思い出である。
落ちていく
落ちていく、落ちていく
どん底までいったらまた這い上がってくればいい。
夫婦
介護施設のデイケアに来ていたお婆さんに、
「今日は何の日?さっきテレビで今日は何々の日です。って言ってたんだけど、忘れちゃって思い出せないの」
と言われ
「11月22日、今日ですか?明日が勤労感謝の日でお休みですけどね。今日は何の日でしょう?」
と考える。
「あー、もしかしていい夫婦の日じゃないですか?11月22日で、、、」
お婆さんも
「そうだわ!いい夫婦の日だわ!じゃあ私には関係ないわ。お父さんはとっくにあの世だし、私達の時代はいい夫婦って男に逆らわず。男を立てて女は黙って家を守る。亭主関白が当たり前の時代だったから。お父さんに感謝はしているけど、あの世に行ってほっとしているのよ。だって今みたいに自分の時間がなかったもの。」
と笑う。
いい夫婦って時代で変わるかもしれない。でも、死んだ後にあの人がいなくなって寂しいと言える夫婦でありたい。
私達夫婦はなれるかな?