『繰り返し』
わたしのママとパパはよくおこる。
とくにママは。
わたしにチクチクことばをいったり、たたいたり。
でもそれはわたしがわるい子だから。
かけっこで1ばんをとれなかったり、テストでわるいてんすうをとっちゃったり。
すごくいっぱいわるいことをしちゃうから。
今日も怒られた。
「隣の家の子はあなたより100点以上も差があったらしいじゃない!どうして隣の子はできるのにあなたはできないの!この恥晒し!」って。
でもこれは愛故の言葉だから。
お母さんとお父さんはいつも言う。
「あなたは誰よりも美しくあって欲しい。」
結局お母さんとお父さんは私を一つの作品としか思ってない。
皆んなは何も欠けず美しいパズルが見たいでしょう?
欠けたところばっかりでバラバラの汚いパズルなんて見てもつまらない。
だからお母さんとお父さんは私を完璧にしてくれる。
見られても恥をかかないように。
ピースを違う所にはめても、私の手の行き先を無理やり捻じ曲げて正しい位置に導いてくれる。
それでいい。
何も考えなくて済む。
ただ私はマリオネットのように糸に吊られて操られるだけでいい。
糸に身を任せて。
私はずっと信じてる。
それが愛だと。
信じなきゃいけないから。
これからも私は糸と無理矢理ねじ曲げられた心と共に生きていく。
「私も亡くなった母と父のようにうまく愛してあげれるかな…?」
そう言って私は娘を殴った。
みりんです!
最近始めてアプリのシステムもまだ理解できてない人なので温かい目で見てもらえると嬉しいです…
文章を考えるのが苦手でセンスも全くないけれどよろしくお願いします!
『僕は化け物。』
僕は化け物。
人間以外は全て不味く感じる。
いわゆる漫画やアニメでありがちな人喰いだ。
僕は人間から生まれた。
どういう原理で生まれたかはわからない。
生まれた意味も。
生まれつき牙やツノが生えていた。
人間はそんな僕を見て、「気持ち悪い。」とか「怖い。」とか言うんだ。
人によっては殴ったり蹴ったりするやつだっていた。
仕方がない。
僕は人間ではないから。
そんな酷いことをされても殺さなかった理由だ。
本当に仕方がなかった。
昔はこんなことを考えていた。
(医学が発展する地域では僕の体を人間にしてくれるのでは?)
(いやいや、それより宗教に入り神に祈れば僕のことを人間にしてくれるのでは?)と。
人間になれば普通にのんびりと暮らしていけるかもしれない。
でも今の僕は違う。
だって僕は何もしていない。
人間を殺したり、傷をつけたりもしていない。
それに比べて人間はどうだ?
なんの罪もない僕を虐げ、可愛い動物は人間によって食い殺される。
挙げ句の果て人間が人間を虐げ、殺す。
一度だってネットや新聞で見たことがあるはずだ。
"女子高生がいじめで自殺"
人間はなんの罪もない者たちに力や言葉のナイフを平気で向ける。
怖くて気持ちが悪いのはどっちなんだ…?
それならば僕は時間や手間をかけてまで恐ろしい人間になろうとは思わない。
だから……
本当に人間じゃなくてよかった。
「もしかして醜い人間の世界に人喰いの化け物が生まれたのは神様の御告げだったりして…笑」
なんて冗談を言いながら僕は美味しい美味しい料理をを口へと運んだ。
初めてなんで温かい目で見てください!!!!