【心の境界線】

他人には触れて欲しくない
繊細な部分　
誰にも言えない秘密の隠し場所

【灯火を囲んで】

秘密の話をしようか
誰にも言えない二人だけの
朱い炎で燃やして
何処へも行けない
何処にも行かない
二人だけの隠れ家で
暖かな灯火を囲んで
マシュマロを焼こう
それを食べながら
コーヒを飲んむ
想像しただけで君のことが愛おしくて
堪らない
今すぐ会いたい
遠くで頑張る君へ愛を込めて

【冬支度】

最近一気に寒さが増してきました
特に朝晩…
日中はそんなでもないのに
風邪などひかぬよう
暖かくして過ごしたいですね

【行かないでと、願ったのに】

行かないでと、あの月を見ながら願った
隣で背を向けて眠るあなたの横顔
そっとキスをして
明日の朝にはきっと居なくなってしまうんだろう
貴方を待ってるあの人のもとへと帰るために
なら、私は貴方にとって何？
そう聞きたいのに聞けないのは
それをすることで私達の関係が終わってしまうのが分かっているから
もう一度だけ願いをこめる
行かないでと、心で呟いて
あなたの体に腕を回した

【秘密の標本】

他人には人には知られたくない
秘密の収集物のひとつやふたつ
御座いましょう？

各言う私もその一人で御座います。
美しいと思ってしまうと
もう手に入れたくて仕方がないのです。
さらさらの黒髪、
艶(なまめ)かしい視線、艶(つや)やかな唇
透き通るような柔肌
長い指先、スラッと伸びた足

今宵もひっそりと収集家達が集いし
神聖なる宴の場

さあ、あなたも

秘密の標本を持って

月が隠れし宵闇へ誘う