6/8/2025, 4:10:10 PM
【君と歩いた道】
日が沈みかけた細く伸びた道を
小さな手を握って歩いた
君はまだおぼつかない歩みで
それでも一生懸命足を前へ前へと進んでく
自分にもそんな頃があったのだろうか
今はもう昔過ぎて
記憶の片隅に追いやられてしまった
この小さな手をいつまで握っていられるのか
君は大きくなり
誰か他の男の手を握るようになるんだろう
それは僕にとって幸せであり
少し寂しいような複雑な感情
君はどんな大人になるのかな
いつまで君を僕に守らせてくれるかな
君が幸せに歩んでいけるように
この手をしっかり握りしめて
今日はもう家に帰ろうか
6/7/2025, 10:42:24 AM
【夢見る少女のように】
いつまでも甘い夢の中で生き続けられれば
良かったのに
あのときの少女はもうここにはいない
夢は泡と共に消え去り
無惨な現実だけが残された
あぁ早く大人になりたかった
だけどあのとき夢見た
大人にはほど遠く
憐れな私が目の前の鏡に
映されていた
目を背ければ
現実を生きなくて良いのか
目を離さなければ
現実を生きていけるのか
そんなのは分からない
分かってしまったら
もっと惨めになってしまいそうで
苦しい
夢を見て生きていたあの頃
もう私はあの頃へは戻れない
現実は厳しく時に打ちのめされるけれど
頑張ってしがみつくよ
6/7/2025, 12:31:46 AM
【さあ行こう】
まだ見ぬ世界へ
羽ばたいていこう
誰に邪魔されることなく
あの大空へ
6/5/2025, 11:15:05 PM
【水たまりに映る空】
水たまりを覗けばそこには青い世界が
広がっていた。
それに吸い込まれるように手を伸ばしてみても
そこには何もなく
ただの雨がたまっただけの
水たまり
それでもそこに映し出される
世界はとても美しかった
6/5/2025, 8:18:09 AM
【恋か、愛か、それとも】
恋か、愛か、それとも
これを恋と呼ぶには浅はかで
愛と呼ぶには稚拙過ぎる
ならこれを何と名付けようか
君ならそれを知ってるの?