Open App
7/22/2024, 1:29:49 PM

もしもタイムマシンがあったなら

過去に戻ってやり直したいことがある

道を間違えないように

後悔をしないように

もっともっと、出来たはずだから

未来を変えることになるけれど

その時の自分に

もっと良い選択をして欲しいと願う

7/20/2024, 4:03:00 PM

道に迷って困り果てて

偶然見かけた彼女に助けをもとめた

少し驚いて、それから優しく微笑んで

目的地は近くだから、と案内してくれた

可愛い人だな…なんて、心の中で考えて

他愛もない話をしながら、ただ歩くのが心地よかった

目的地までは本当にあっという間で

名残惜しくて、名前を尋ねた

改めて道案内のお礼がしたいから、と理由をつけて

「私の名前は──」

今では誰よりも大切な、名前

7/19/2024, 4:02:24 AM

私だけ

私だけ知らなかった

何も伝えられなかった

そんなこと誰も望んで居なかったのに

どうして、こうなってしまったのだろう

きっとみんなは私のことを考えて

何も言わなかったのだと理解は出来るけれど

私だけ

切り取られた時間に、取り残されたみたい

7/17/2024, 4:55:21 PM

遠い日の記憶

“君が好きだ”

その言葉をくれた人はもう居ない

此方の返事を聞くことなく、居なくなってしまった

もっと色んなことを話せば良かった

もっと知って貰いたかった

自身も好意を寄せていたのだと、気づいた時には

もう、遅かった

そんな後悔をもう幾年繰り返している

あの日に想いを馳せながら

「好きだよ、ずっと」

あの日言えなかった言葉を、呟いた










7/16/2024, 2:04:14 PM

部屋の窓から見える、鮮やかな夕焼け

“逢いたい”

叶わない願いだけど、確かな願い

今どこにいるのだろう

怪我や病気をしてはいないだろうか

気になることはたくさんあって

でも、今の自分には知る術がない

ただ、無事を願うばかり

鮮やかな夕焼けは、あの人を思い出す

「─……」

小さく、誰にも聞こえない声で名前を呼ぶ

もう1度、空を見上げる

わたしは、こんなにも、あなたに…あいたい


─空を見上げて心に浮かんだこと

Next