心の旅路
疲れている時、とても悲しい時、すごく辛い時、
僕らは心のどこかで逃げ道を探している。
旅路という名の、ただ長い長い道に落ちている
「気持ち」「思い出」そして「未来」を拾いながら。
前を向いて前に進む為の欠片を集めながら。
この長い長い旅路はいつまでも続いていく。
決して、終わることのない旅路を歩いていく。
凍てつく鏡
毎朝のように私は
凍てついたかのように動かない表情を
ただ見つめていた。
しかし今日は心做しか鏡の中の私は
どこか寂しそうな、苦しそうな、
そんな表情をしているように見える。
私は何も寂しくはないし苦しくもない。
なのに何度も鏡を見ても…、
いや鏡にも感情があるのなら…。
貴方は誰なのだろう。
降り積もる想い
雪が降る度に私の想いは深まっていく。
純情で儚い雪のように想いも白く染まる。
少し寒くて手先がほんのり火照るように
想いも淡い赤色にも染まっていく。
時を結ぶリボン
時を結ぶリボン。
それは赤く細いリボン。
願いを込めると必ず
叶うと言われている。
そのリボンを小指に結び、
ずっと肌身離さずに。
明日への光
Q.今何をしている?
A.僕は布団に潜っていたところだ。
Q.その布団の中で何を考えている?
A.特に何も。全てがただ暗いんだ。
Q.なるほど。なら君にとって「暗い」とは?
A.「無」だ。何も無い。ただ静かなだけ。
Q.何も無い?寂しくないのか?
A.寂しい…か。何も感じないんだ。
Q.今君は何を感じてる?
A.深く溺れている。何も感じない程に。
Q.その「無」から抜け出したいか?
A.あぁ。だが僕には無理なんだ。
Q.なぜ無理だと思うんだ?
A.僕には今何も感じないんだ。
Q.それでいいのだ。
A.…。
Q.君にとっての「光」は?
A.「光」?そんなものはないのだ。
Q.あるのだ。信じればきっとな…。
A.…。
Q.もう一度聞く。君にとっての「光」は?
A.「明日」だ。