君が紡ぐ歌
言葉と音楽を混ぜ
君にメッセージを贈る
木漏れ日で小鳥が鳴くような
暖かいそのメッセージは
僕の閉ざした心に
花を咲かせた
砂時計の音
サラサラと落ちてゆく度に
時が過ぎているのを感じる。
私をなだめてくれているかのような、
静寂な空間を与えてくれるのは
その古びた砂時計の音。
未知の交差点
ある日突然不思議な道の上に立っていた。
見渡せば空中にも多くの道が目に入ってきた。
しかし人は居ない。自分一人だけ。
ただ道という道を進むしかなかった。
───一体この道はどこまで続いてるんだ?
しばらく歩いていると目の前にもう一つの道が交差していた。交差点だ。そこを渡ろうとした時、どこからか幼い声が聞こえてきた。泣いている。
その声を頼りに探してみれば、自分は驚いた。
泣いているその子は赤子の自分にそっくりだったからだ。自分は混乱した。一体この子は誰なんだ?この世界は自分になにかを伝えようとしているのか?気付けば泣き声は聞こえなくなりふと見てみると。口角を上げ光の無い瞳と低い笑い声が頭に響いた。不気味だ。こんなの自分じゃない。自分は逃げた。必死に1本の道をひたすらに走った。それでもあの子は後ろにいる。着いてくるのだ。その足じゃ立てない着いて来れないはずなのにだ。「なぁお前は誰だ?」その一言が頭に響き、頭が割れそうに痛い。なにか大切なことを伝えようとしているのか?それともただ苦しませたいだけなのか?
────あ!目を覚ましたぞ!!早く電話して!
目を覚ました自分は病院のベッドで横になってきた。13年間も昏睡状態だったらしい。迎えに来た家族たち。しかし顔を見ることは出来なかった。本能が拒絶しているのだ。見てしまったら自分が誰なのかが分からなくなってしまいそうだから。
一輪のコスモス
枯れるその日まで
僕は君に恋をする
一輪のコスモスと
気持ちのこもった
一枚の手紙を持ち
君のもとへと…。
遠い足音
親しかった君は俺に嘘の朗報をつかせた。
俺は今大切な友人に嘘の朗報を伝えた。
友人は俺が裏切り見捨てたと思い込んだ。
友人にとって屈辱な朗報だったとは知らずに。
ただ君は遠くへ歩き目的を果たせたと笑い
俺らはその足音と高笑いを聞き続けた。