うー、、私の部屋ってこんなに狭かったっけ?汗
違うな、、、
私たちが大きくなったんだ。
もうずっと一緒にいる幼馴染。
でも私はいつからか、幼馴染じゃなくて、
1人の男の子として、好きで。
好きになってて、、
いやずっと好きだったけど
これが恋になるとは、、、
今日も普通に部屋に来て宿題やらゲームやら
くつろいでるけど
私ばかり緊張しててバカみたいだなぁ、、
きっと気持ちを言えば幼馴染にすらもどれるか、、、
関係壊れるくらいなら
このままそばにいる方が良い、、
『なぁ。聞いてる?』
「ん?ご、、ごめん!聞いてなかった。なに?」
『いや、だから
もう幼馴染つーか、友達やめない?』
「え、」
ショックというかびっくりというか、え、どういうこと?
『彼女になってよ、俺の。
好きなんだ、ずっと。もう、ずっとこのままは限界。』
夢か私の都合の良いように聞こえてるだけなのか思いがわーっとなって溢れる涙に
びっくりしている彼。
「、、、私も好き」
ずっと好きだったのと袖をギュッと掴んだら
全身で抱きしめてきたから
心臓に悪い。
泣くほど嫌だったのかと思って焦ったと言ったあと
絶対離さねぇ
っていうから心臓に悪い。
こういう時髪の毛を切ったりするけれど
私はそんなことしない。
あいつが好きだというショートになんかしてやんないんだから。
この長い髪で、
良い女になってみせるんだから。
振り向いてもらおうなんてもう思わない。けれど惜しいことしたなとそんなふうには思わせてやる。
私は私。
好きだと言えただけですごいじゃないか。
あいつの1番にはなれなかったけど
それでも伝えられたんだ。
くよくよしてらんないよっ!
とりあえず
今日はたくさん泣いても良いでしょ?
自分の気持ちに正直になってみて。
って言われた。
中華街の占い師だけど。
もちろん占いなんて信じるか信じないかなんてそれぞれだけど。
なんかこの言葉は占いというか
すごく刺さって。
誰かにそう言われたかった、みたいな。
たまには自分の気持ちをちゃんと言わないといけないんだろうなって。
塞ぎがちな自分は思った。
伝えよう
好きって
他の人と仲良さそうに話す君に嫉妬してしまうんだって
視界に入れて欲しいって
一番に、特別になりたいって
できれば隣に、そばにいたいって
誰よりも。
恋人に、彼女になりたいと、、
行ってくる。
「今日も雨だ。」
梅雨はなにかと嫌だ。
じめじめ湿気で髪の毛はやられるし
どんよりするし
気持ちもブルー。
でも、、、
プシュー
ピッ
発車しますのでおつかまりください
普段は自転車で通学してるが
雨が降るとバスを使う。
(あ、、)
君だ。
雨の日だけに出会える君に恋してる私は
梅雨、、そんなに嫌いじゃない、
そう思えるんだ。
君に、会えるから。
『今日、天気良くてよかったね』
(ちがう、違うだろ俺。)
「そうだね」
(ちがう、、天気の話なんかしてる場合じゃない)
『、、あ、あのさ!!』
「うん」
『えっと、いや、あの、、その、』
(今日いおうって決めただろ!!)
緊張でお腹痛くなってきた。
告白ってこんな緊張するんだっけか、、
いや、
この人だからだ。
君だから、こんなに。
『えっと、あの、俺さ、
「好き」
うん、そう、好き。、、え?』
「ん?」
『え?いや、いま、え?』
「好き」
「私は君が好き」
『、、、さ、、、
先に、、言われてしまったぁー、、、!』
先に言っちゃったと笑っている君が本当に可愛い。
少し照れてる君が可愛い。
俺はそんな君が
『俺も好き』
『格好つかないけど、、先越されたけど、
本当に好き』
「うん」
優しく笑う君が好きだ。
恋人になれた今日
天気よくてよかったぁー!