君の隣は僕じゃない。
きっとそれはお互い気づいてて。わかってて。
それでも居心地が良かったんだ
少なくとも僕は、僕は、、っ。
君の横にいる人は僕ではない別の人。
最初からわかっていた事じゃないか、、
「私ね、結婚するんだ」
君はそう言った。
うん、嬉しそうだった。
それでもう充分だった。
でも、好きだった。
どうか幸せに_____。
【なんにも悩みとかなさそうだよね!いいなぁ羨ましいわ。】
ってなにを思ってそう言うのかな。
何気ないふりしていつも過ごしているけど、本当はすごい悩みを抱えて生きてる人もいるよね。
それはどんな人もそうで、
笑ってるからって楽しいことばかりじゃないよ。
見えてないだけ、
隠してるかもしれない、
裏で頑張っているかも、
見えてないところで、
本当は泣いてるかもしれない。
『無神経な人いるよねっ』
「え、」
『人それぞれ何考えてるかなんてわからないのにね』
「う、うん、、(私顔に出てたかな)」
『仕事終わりでしょ?飲み行こっ!ストレスぶちまけよーぜっ』
「う、うん!」
意地悪そうににっこり笑う君に私も笑い返した。
私は少なくとも君にはかなり救われて、恋してるんだ。
何気ない日常に何気ないふりで生きて、その中に幸せを見つけて、
それぞれの幸せがあって、
それでいいよね。
「ありがとう」
『ん?おうっ』
焼き鳥うまいとこあるんだよーって言う君と会社を出た。
バッドエンドばかりだったの今まで、
もう辛い。
でも救ってくれたのはいつも君で。
『僕とハッピーエンドになろう』
『てか、ハッピーエンドにしますっ笑』
ってちょっと照れながら言ってくれたのが
本当に嬉しかったんだよ。
泣いた私を優しく抱きしめてくれて、、
『ちょちょっ、もう恥ずかしいって!笑』
「私にとっては本当に忘れられない嬉しい事なのー笑!」
ソファで並んでこんな話をして、、思い出しては笑い合って、
ずっとそうして君と一緒にいたいな。
見つめられると逸らしてしまう。
のは
君だからなんだよ
嬉しいのに
恥ずかしくて、、
でも、、嬉しいの。
こ、今度は私から見つめてみようかな。
照れてる君も見てみたいな。なんて、、___。
オー、、
これがまさに、
My Heart…、、(私の心臓が、、)
恋の始まりってこんなだっけ?笑
君が笑ってくれたただそれだけで明るい風が吹くような、なんかどきどきして、、
やばい。
気づいたら君のことばっかり考えてる
何が好きかな、、
髪の毛はショート派かな、ロングだし、、、
いろいろ考えて悩むのに
どうして恋はこんなに楽しいんだろう。
(ああーやばいよー好きになっちゃったよぉ!)
ゴンっ 「いでっ!!」
机に頭を打って痛がる私をけらけら笑う友人。
とりあえず恋の悩みを聞いてもらうかっ。