泣きながら家を飛び出した
走って、走って、走って。
ふと気付いたら、夕日に照らされた淡いオレンジの川の前で独り、つったっていた。

同情なんて、求めてないさ

でも　　　　　　　　　　　泣
その辺の野良犬が、ワンワン鳴いて
同情してくれた

お題
　同情　より

風の強い　冬の日
そこに　一本の枯れ木

「もうワシも歳じゃ。いつ死ぬか分からぬ」
おじいちゃんが言った。僕たちは一年しか寿命が無いから、しょうがないことだって、この前落ちたおばあちゃんがいってた

二日後

風の強い　ふゆのひ

おじいちゃんが　枯れ木から散って
枯葉として　地面に落ちた

お題
　枯葉　より

余命三年とキミに言い渡されて
何度　ともに過ごしただろう
明日で三年
今日が終わると
彼女もおわる

もっと一緒に居たかった
ずっと一緒に居たかった

今日にさよなら
キミにさよなら

お題
　今日にさよなら　より

私のお気に入り

それは　みんなのお気に入り

私のお気に入り

それは　この世界の本

そして
　
　　　　人生
みんなの物語

どこの誰よりも
大好きなお母さん
誰よりも
私を分かってくれる
褒めてくれる
慰めてくれる
一緒に喧嘩してくれる
ときには
誰よりもサイテー！って思ったりするけど
部屋にこもっていつも思い出すのは
大好きなお母さんの顔

誰よりも
大好き

お題
　誰よりも　より