『枯葉』
また私は一人だ。
孤独とは大人になる前に友達になったのに
アンビバレンスとアンビバレントの違いも
学んだのに当たり触りの無い言葉で別れを
告げる。許せないを何度重ねれば気がつくの?
大丈夫。私はね。
枯葉はその季節に育ててもらった土地を
あたためて養分として次に繋げるわ
大樹になるには
何十何百何千何万年学習しなさいな
そうして埋もれていたっていること
わかっていないようだ
『PINK』
嫌味なくらい美しく咲いている
あなたに与えた養分で大きく綺麗に咲き誇って
養分が切れた時にあなたが私になっている事を
願っているわ。
パッと見綺麗な幸福の偽装
メッキが剥がれ落ちた
嘘のオブラートを何重にもしたって
水を司るあなたには無意味と確信した。
自己肯定感を上げたい青い小鳥たち
いい人の基準を間違えがち…
無力を呪う声と
救いを祈る声が
混ざったような歌が聞こえる
あぁ、あと何回君とサクラを見れるかな
あんたと同じもん食っているバケモノが
そんな思いで過ぎてく春も18年目、長いね。
『真っ白な次回予告。私たちとくらした日々』
愛が溢れてしかたなくても
受け取るタイミングや器の形で
逃してしまうことってあるよね
ひとつの嘘をかばうためについた嘘が
毎日のようにくれていた言葉を壊すなんて
一瞬時が止まったことに気づいてよ
見る目が変わってしまったの
今年の初夏には去ろうと決めたの
8年前の二の舞にはなりたくないもの
パズルのピースを見つけてくれる貴方より
一緒に探して、芯を貫く人と進んで行くわ
約半年間お世話になりました。
みんな大好きありがとう。
あとがき
次回予告はまだ未定。。。
『多様性』
わたしは私に私を重ねて
あなたは私にあなたを重ねて
君はあの人とあの人を重ねて
クロモソームの違いに脅えながら
青い鳥とにらめっこする
さえずりだけでは気づかれないのに
わたしは私の立場を理解して
たまには俯瞰してみたりして
この世の中を生きてくしかない
あとがき
嫌われてますね
身を引くべきか悩んでる私が馬鹿みたい
やるべき事はたくさんあるんだから、、、
『バラン』
人魚に涙を流させてもそれで食う飯は美味い
遥か昔に似た子どもはやはり今見ても異質だ
たくさんの人と出会ったらいいよと言う声は
返信してないだけで、まだ届いてますよ。
あとがき
刺身やお寿司、お弁当に付属されている
緑の草むらのようなバラン。
オランダ語で、仕切りとか区別の意味合いがあるとか
昔は葉蘭(はらん)という植物が使われていたとか。