目が覚めると。
毎日思うことがある。
「もう朝か。」
すごく眠くて布団に入って、すぐに眠りに落ちる。
いつの間にか眠りに入っている。
そして、目が覚めるといつの間にか朝になっている。
寝た気がしなくて、ずっと眠くて。
体が怠くて、頭が痛くて。
どうにもならなくて。
疲れた。
「私の当たり前」
私の当たり前と人の当たり前は違う。
それは至極当然なこと。
だとしたら、常識って何?
私にとっての常識と人にとっての常識は違う。
もちろん、「一般常識」はある。
「一般常識」という名の「最低限の常識」。
言ってしまえば、「最低限の常識」以外は「常識は人それぞれ」なのだ。
よく「自分の常識を押し付ける人」がいる。
よく言われるから、「常識と化した言葉」もある。
「努力は報われる」「努力は裏切らない」
これはよく言われる言葉だ。
確かに「努力により成功した事例」はたくさんある。
だが、あくまで「たくさんある」のであって、「必ず」ではないのだ。
「どんなに努力してもどうにもならない」
そんなこともたくさん存在する。
「どんなに勉強しても覚えられなかった。」
「どんなに勉強しても理解できなかった。」
「どんなに練習してもできるようにならなかった。」
私にはそんなことがたくさんある。
だから、やる気なんてなくて、「努力」が出来ない。
そんなことも普通にある。
でも、自分なりに努力はしているつもりで。
それに「自分の中では成功や合格」でも、「お前ならもっとできる」なんて言われて、その「もっと」が、その「期待」が、自分の負担になっている。
そんな、悪循環が起きている。
友達の思い出。
私に友達が出来たのは小学一年生の頃。
親友ができたのは小学二年生の頃。
二人いて、二人とも優しくて。
一人はちょっと毒舌。
それに、スポーツ万能で成績は私より少し良い。
勉強は少し苦手なようだった。そして、容姿端麗。
もう一人はスポーツ万能で成績優秀。
性格も良くて、容姿端麗。
それに比べて私は、スポーツはめっぽうダメ。
走れば、ほぼ最下位。
成績もあまり良くなかった。
怒られてばかりだったし、人に迷惑をかけてばかり。
おかげで散々比べられた。
言われたことをずっと気にし続けてしまう私は、それをずっと気にして自分でも比べてしまい、劣等感を感じる日々だった。自分に嫌気がさす。
でも、そんなふたりとは高校に上がり別れるまではずっと一緒にいた。
この道の先に。
道・・・。
将来への道。
もう疲れた私には、あまりに酷だと思う。
人間関係に疲れた。
否定されるのも、怒られるのも。
自分が普通でないと言われているようで怖い。
赤い糸。
”運命の赤い糸”なんてよく言うけど、それって何?
”運命”って、何?
決められてるのだろうか。
とあるゲームでとあるキャラクターが言っていた。
”たとえば、己の一生がすべて定められているとしたらどうだろう”と。
まぁ、そんなこと我らには知る由もないことだ。
もし、本当にこの世に神がいるのだとしたら、その神がこの世界のことについて決めているのだとしたら。
なんて、これは私の戯言だ。
そのゲームに影響を受けすぎた私の戯言。
だから、戯言としてこの後の話を聞いてほしい。
私はよく考える。
もし、”すべてが定められているのだとしたら”と。
もし、この世の出来事すべてが定められているとしたら、惨劇も喜劇も何もかも、何者かが定めたシナリオ通りに起こり、影響を及ぼしているのだとしたら?
答えの出るはずもない問い。
だが、考えれば面白い。
考えたことの無い者へ。
考えてみてはどうだろうか。
発想力が鍛えられる。
物事の見方が変わる。
おっと、この辺にしておこうか。
では、また次のお題でな。