どこまでも

どこまでも変わらない
この広い宇宙を
1年かけて
私たちは同じ場所に戻ってくる
それを何十年と繰り返して
やっと違う場所に旅立てるんだ
何十年も頑張った
そんなあなたのいる場所が
どこまでもやさしいおだやかな世界でありますように

未知の交差点

私の友人は私の好きなものと正反対のものが好き。
エンタメもファッションも食べ物も。
どうして一緒にいるの？って聞かれるけど、その子は私の知らない世界を見せてくれる。
その世界たちにちょっと渡って引き返すことも、そこから先に進むこともある。
私はそれをこっそり楽しんでいる。
さて次はどんな世界が待っているのだろうか。

秋恋

秋恋、秋の恋。
〇〇の秋って多いけど、私はやっぱり読書の秋。
秋晴れの空を窓から眺めながら、ゆっくり本を読む。
夏とは違うさっぱりとした涼しい秋風が時折吹く。
そうして本の世界に浸っていると、いつのまにか夕暮れ空になる。
そんな時間に恋をする。

愛する、それ故に人は臆病になる。
あなたに嫌われたくないから。
愛する、それ故に人は強くなれる。
あなたを守りたいから。
愛する、それ故に人は弱くなる。
あなたを守りたいから。
愛する、それ故に人は恐怖となる。
あなたに愛されたいから。
愛する、それ故に人は孤独になる。
あなたを傷つけたくないから。
愛する、それ故に人は努力する。
あなたの傍にいたいから。
愛する、それ故に人は優しくなれる。
あなたが大切だから。
愛する、それ故に人は行動する。
それを愛だと信じているから。
愛する、それ故に…。