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5/23/2024, 10:31:13 AM

逃れられない…

この運命から 宿命から
その立場から その責任から その場所から
一体 それは 誰のために そう思うんだ

がんじがらめで 身動きが取れなくて
息をするのも辛く 何も喉を通らない
一歩も前に 進むことさえ ままならない
それならば
いっそ その状況を その状態を
真っ向から受け止めてしまえ
真正面からどういうことなのか見定めてしまえ
何故 そうなった
何故 そうならなければならなかった
何故 自分はそれを認めていたんだ
逃れられないなんて
誰が 決めたんだ 決めつけていたんだ

よく確認して考えて分析して原因を理解する
逃れられないんだという事を理解する
それから 次にする行動は
逃げてしまえ

一度限りの一発勝負の人生で
逃れられない呪いから 解放してやれ 自分を
いいんだよ 逃げたって
逃れられない事なんて ない
そう 思ってるだけ
そう 刷り込まれているだけ
責任が?立場が?迷惑が?世間体が?
そんなもの 気にするな

覚悟の上で 逃げるなら
束の間の罵声なんて 人生のひとつまみの事
誰が 決めるんだ 自分の生き方を
逃げろ 逃げろ
振り向いても きっと誰も 追いかけてこないよ
大丈夫
逃れられない事なんて ない
逃げる勇気が 逃げた後の人生を 彩るから

運命も宿命も立場も責任も その場所さえ
手放してしまえ
楽に なるよ
無責任?

言わしておけ



*読んで下さり ありがとうございます*

5/22/2024, 10:29:13 AM

また明日…

今日の続きが出来る 幸せ
今日出来なかったことを 明日やろうと思う事
話の続き
相談の答え
食べ残したもの 飲み込んだ言葉
楽しみにお取り置きしているもの
明日 届く何か

また明日って 優しい響き
今日は 昨日と違うけれど 
今日も お疲れ様
また明日 頑張ろうね
そんな 柔らかい雰囲気がある

誰にも 今日の自分を労われなくても
今日の頑張りを認めてもらえなくても
今日を 精一杯 楽しめたかな やり通せたかな
嫌な事があっても  明日への糧だ
辛い事があっても それはもう過去だ
誰にも 解ってもらわなくても
また明日ね
そう背中を押してくれる 何かがあればいい

それは 帰り道の風でもいい
誰も気付かなかった虹でもいい
きれいな飛行機雲でもいい
上を見上げた顔を照らす 月でもいい
人じゃなくても いいじゃないか
きっと
何かが また明日ね と優しく語りかけているさ

よし!
明日も なにがしらのパワーを受け止めて
たくさん 笑えるように 過ごすぞ
うおおおおおおお…
ってね



*読んで下さり ありがとうございます*

5/21/2024, 11:23:53 AM

透明…

透き通っていることは とても美しい
純粋に キレイで美しいと思う
生命あるものの その灯火が消えた時
この世界から 姿が視えなくなる
いつ 何処で どんなふうに 周りの大切な人や
自分すらも その灯火が無くなるのを知らない

様々な最期があるにしても
じわじわと迫るような消え方なのか
ザックリと切り離されるような突然の消え方なのか
痛みは あるのか
別れを 伝えられるのか 話せるのか
最後の言葉を 言えるのか
その前に 託すことは 出来るのか
命を研究していても 未だに解明出来ていない

ならば
と思う
この世界にある様々な病や怪我の先には
灯火が消える 消えた後に全ての生命あるものが
透明になる究極の病に罹患して終えるという
そんな約束があっても いいんじゃないのかな

それが 解っていれば 怖くないよ
今まで側に居てくれた 大切な人や家族が
視えないだけで 側にいると思えば
会えないんだと 涙を流しても 解ってくれている

透明だから 触れられないし声も出せないけれど
いつも 居るんだなと思うだけで
自分の命の灯火が消える その時まで
やりきろうと思う やり過ごせるんだ

こちらからは どれ程の数に囲まれているかは
知る術はないけれど
すぐ近くの時代から そのまたもっと遠くの
時代からも囲まれていたら
今 この時も 横には 凛々しい侍か
十二単衣をまとった姫が ニコニコして
見てくれていたら いいなぁ と願う

そして 私も いつか 透明仲間になる日が
待ち遠しいよ…

透明って 美しいものだ




*読んで下さり ありがとうございます*

5/20/2024, 10:23:24 AM

理想のあなた…

理想かぁ
現実的じゃ考えられない 夢の理想か
それはもう 欲望を丸めて形にしたようなものだな

相手に求める理想なら
まずは 優しい気持ちで接する所かな
穏やかで ゆったりと余裕があって 
物腰も柔らかく 人の話の聞き上手
困っている人にすぐ 手を差し伸べる所
同じ目線で 考えてくれる所
耳障りのいい言葉より 適切で厳しい事を言う所
いつも 気遣ってくれる所
周りをよく観察して 察知して動ける所

こんなにたくさんの理想を持っている相手は
一体 どんな生き方をしてきたんだろうね
何を経験して何を体験して そうなったのか
どんなふうにこれからを見通しているのかな
なかなか いないよ
それで容姿端麗でなんて言ったら
もう それは きっと 幻だね

世の中の優しい人は
ほとんどと言っていい位 辛い事を知っている
苦しい事も知っている  悲しい事もね
だからこその にじみ出る優しさが
その 人となりに 出てくるんだと思うんだ
これは 理想でも何でもなくて 本当の事

私がどんなふうに見られているのか知らないけれど
誰かの理想になっているのかも知らないけれど
いや 理想になんてなってなくてもいいんだけれど
ただ ひとつだけ 願うのは

あぁ…あんな人にはなりたくないなぁ と
思われるのは ちょっと 勘弁だなぁ

八方美人ではないけれど
そこそこ人当たりはいいほうだと 思ってるし
うわ…苦手だ…と思う相手にも
一応 笑顔で答えられるしね
容姿端麗じゃないけれど
愛嬌もあるし
な〜んてね 言い訳 言い訳

完璧じゃないから 理想を求めたいってわけ
私が求める 理想って…



*読んで下さり ありがとうございます*

5/19/2024, 10:52:18 AM

突然の別れ…

思い返せば 別れよう と言われた事がない
いつも 先回りして私から 別れようか と
言う事が 多かったな
覚悟が必要な苦しい選択は いつも自分だ

本当は 別れたくない
嫌いになって 別れたい訳じゃなかった
何となく 気付いてしまって
告げられるより 言う方を選んだだけだ
別れを切り出されて 立ち直れなくなるのが
怖かったから たぶん それが正解

別れ話をきちんと出来た場合は いい

明日も会えると思っていた人に
突然 もう会えなくなる別れは きつい
当たり前に 明日が来ることなんて約束されてないのに
昨日まで 元気だと思っていたのに
昨日まで 今日の続きがあると信じていたのに
昨日まで その先の約束が果たせると思ってた
もう 昨日までのあなたには 二度と 会えない

突然の別れは 昨日を巻き戻せないんだな
目の前に真っ暗なシャッターがばしゃん!と
非情にも大きな音をたてて閉められた感じ

目を開けているのに 真っ暗
もう 目をこらして見ても もう 何もない

突然の別れを経験するとね
側にいる人と朝 喧嘩は避ける
昨日のモヤモヤを朝まで 引きずらない
笑顔で いってらっしゃい を伝える
帰宅したら お帰りなさい を伝える
どんなに気をつけていても
突然の別れは 後悔の連続になる

でも 喧嘩もするよ 本気でぶつかるし
話し合いもする
甘えるし 慰めてもらう  労うし
それは お互いにね

今でも まだ 心の何処かに
突然の別れに 耐えられるようにしなくちゃ と
思う自分がいるよ
だって 本当に 辛すぎるのを 知っているから
いつか いつか必ずくる そう思ってなくちゃ
覚悟しておかなくちゃ な



*読んで下さり ありがとうございます*

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