無色の世界…
…
パッと膨らんでゆらゆら揺れて流されて
突然パンッと割れてしまうシャボン玉は
見た目 透明で色はない
本当にそうなの？
くるくる廻りながら風に流されて
よ〜く目を凝らしてみるとね
透明のような 虹色を含んでいる その色が
玉の中をゆらゆらと廻っているよね
たぶん
私達も そんな無色の玉の中で暮らしている
ひとりひとりのその玉には
その人それぞれの色のある世界が広がっていて
誰しも 初めは 無色の世界から
スタートだ
花嫁が白無垢を着るのは 相手色に染めて貰う為
純白のウエディングドレスも 同じだよね
無色からすぐ 純粋な白から始まる人
経験と知識と希望と夢をまとうカラフルな色の人
沢山を欲張りすぎて 何系かの黒っぽくなる人
黒はね 真っ黒ほど 難しく神秘的
赤みの黒 緑系の黒 青みの黒…
無色からすぐ漆黒になる人もいて 当然それは
悪いことじゃない
ある事を証明するのは簡単だけど
無いものを証明するのが難しいように
透明より 無色の世界は色がないけれど
自由自在に色をのせられる可能性が大きいね
透明から始めると その透明感を無くすのか
困難だと思うんだ
さて
私は 今 自分の玉が何色に変化しながらくるくる
ふらふら流れて行くのかな
楽しみ
あぁ 楽しみだよ
*読んで下さり ありがとうございます*
桜散る…
…
何処の場所で見る桜が好きか
日本の何処？
自分の住んでいる所にも有名な場所
全く誰にも知られていない 近所の桜
誰かの庭の お気に入りの桜
北海道 京都 奈良 東京 千葉 数え切れない
一本 または並木の桜達
海外にも桜の名所はあるんだよね
アメリカ カナダ ドイツ スウェーデン 台湾
韓国 チェコ スペイン…
まだまだ 多分たくさんある
海外の誰か見知らぬ人の庭にも ある
世界中で 桜の蕾から花開き そして散る
天気の善き日にはらはらと舞いながら散る
風強く 雨が降り振り落とされそうに散る
咲くのは何となく 明るい希望の未来の象徴
散るのはもの悲しくセンチメンタルな気持ちを
表すほうが 多いイメージ
恋が終わる
人との別れを経験する
二度と会えない事を知る
努力した結果が報われなかった
私の桜散るの印象は どうにも
たくさんある候補から選ぶとしたら
たったひとつだけ
武士
生きているその時代の先に希望を持って
未来を見ることも叶わず それでも
戦わずにはいられなかったそんな時代を
生ききった 武士 なんだな
私も 潔く前を見据えて走り抜くような
生き方をして さっぱりと吹き荒れるような
桜の如く散りたい もんだ
*読んで下さり ありがとうございます*
夢見る心…
…
夢は自由だ
夢を見ることも自由だ
勿論 心も自由だ
夢といっても
それを目指す夢 目標にしている夢
憧れている夢 必ず成し遂げると決めた夢
星がきらめく夜に
眠りに付いて ふと 見る夢
いつ どんな時も 年齢が若くても老いていても
心の中に描く夢は 希望でありたい
常に願う夢でもいいし
月によって 日によって 毎日コロコロ
内容が変わったっていい
それが きっと 正しい
私は欲張りだから
こうなりたい ああなりたいと心に浮かぶ夢を
寝てから 夢の中でも 見たい
そして 出来れば 起きても 覚えていたい
そんな 訳のわからない夢を見る心があっても
いいんじゃないかなぁ
きっと 寝起きは
幸せだと思うんだよなぁ…
*読んで下さり ありがとうございます*
届かぬ想い…
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相手を大事にしない
相手を大切に扱わない
何事にも適当でだらしなくて反省もしない
お金さえあれば 何でも手に入る
何でも出来ると心の底から思っている
パートナーがいるのに浮気をやめない
特定の恋人を作らない
自分勝手で 相手を常に振り回している
相手の人間関係を非難する
支配しようとする
自分が大切に思っている人に
そんな相手は やめたほうがいいよ
一緒にいて 辛かったりしんどかったら
離れたほうがいいよ
楽しい事や嬉しい事より泣く事が多いなら
別れたほうがいいよ
傷付いていることに気付いたほうがいいよ
見てて心配だよ
話を聞いても 明るく楽しい未来が見えてこないよ
幸せになって欲しいんだよ
でも…と言う
こんな所が好きなんだとか あんな時もあるんだ
本当はそんなに悪い人じゃないんだ
私の事好きだっていってくれるし
俺がいなきゃだめだって言うんだ
生まれつき 悪人なんていないよ
友達が 職場の同僚が 仲間が 娘が 息子が
誰が見ても賛成できない様な相手と恋に堕ちている
そんなにつまらない顔をしているのに
そんなに悲しそうな顔もしているのに
泣きそうな顔をして 反論するんだ
恋は盲目
誰がどんなに心配して何を言っても促しても
届かぬ想い
その恋が終わる時 何が残るのかな
辛く悲しく凹んで落ち込んで 落ち着いた頃に
今のこの 届かぬ想いに
気付いてくれるんだろうか
こんなにも 心配していた この想いを…
*読んで下さり ありがとうございます*
神様へ…
…
何処にいますか
何に姿を変えていますか
何を見守って見ていますか
何を人生の宿題として与えていますか
何を学ばせようとしていますか
そこに いますか
もしかしたら あなたですか
それとも
誰かの心の中に 住んでいますか
平等 平和 自由
この世界から 争いを無くすことは出来ないですか
勝たなければならない事って 何ですか
願い事を聞いてくれるだけで
それを叶えて欲しいと思う事を願っては
いけませんか
見えないものを見ようとしない限り
きっと 平等も平和も自由も幸せも感謝も
見えてこないんでしょうかね
神様も そういうことなんでしょうかね
沢山の理不尽や嘘や争いや悪意の渦巻きを
経験して学んで何かをつかむ為の試練や宿題なら
神様へ
どんな 宿題を出せばいいでしょうか
答えてくれますかね
それも ただ聞いて
うっすらと笑みを浮かべて 見ているんですかね
*読んで下さり ありがとうございます*