待ってて…
…
もうずいぶん長い事　待たせている
結構な人数になっちゃったかもしれないんだなぁ

この世界で　出逢わなくても良かった人なんて
1人もいない
その時は　何でそんな事を言われなきゃならんのだ
どうして　そんな事を平気で言うんだ
心は　気持ちは　自由なのに　
何故　あたかもその価値観が正義だと押し付けるの
理由が　納得できない事

苦手だなぁ　関わりたくないなぁ　嫌いだなぁ
そんな人も　沢山いるよね
でも　自分にとって　攻撃的な人は
出会いたくなくても　会ってしまうんだよね
決まっているかのように　宿題みたく
やっと　片付いたと思っても　また　出会う…
逆にね
好きだなぁ　考え方も感じ方も　話し方も
全てが　好ましい　癒やされる
甘えたいなぁ　と思うような心が満たされる相手は
人生で　多く出逢わなくてもいい
ほんの　ひとつまみでさえ　出逢った事に感謝する

人生に彩りを与えてくれた人達が
待っている
もう　隣で話を聞いたり聞いてもらったり　一緒に笑ったり　怒ったり　泣いたりは出来ないけれど

結構な人数になってても　それぞれの命日は
ちゃんと　覚えてるよ
待ってて
どんどん先に進んでいてもいいから
必ず　そっちに行く事になってるから
それまで　沢山の笑い話を　貯めとくね

後で　一緒に　のけぞりながら　笑おうね

楽しみ！



*読んで下さり　ありがとうございます*

伝えたい…
…
顔は前を向いて　腕を後ろに伸ばして
手のひらは　掴もうと　待っている　人生の
バトンを

後ろから来る過去の自分から　バシンッ！と
受け取り　全力で　今を走っている最中だ
それは　ぐんぐん走り抜いて　息がもう出来なくなったら　また　きっと　過去に戻っていく
エンドレスな　バトンだ

今までの大切に大事にしてきた　たくさんの思い出も出来事も　全て　忘れてしまうかもしれない

だから　ぐるりと一周したら　伝えたい
過去の自分へ

その時　その決断で決めてき事を　悔やむな
その場で　踏みとどまった気持ちも　悔やむな
覚悟を決めて　飛び込んだ時を　悔やむな
たくさん反省した事を　悔やむな
秘めた想いを告げずに　去った事を　悔やむな
後から　後から　悔やむから　後悔なんだよね

でも　それで今の自分がある
よく我慢して頑張ったと思うよ
感情の赴くまま　振り回されず　惑わされず
心と体がうらはらでも　払って　正解だったね

たまには　甘い事　自分に言って　慰めても
いいよね
まだ　鮮明に覚えているから
何度も　思い出すから

何もかも全て　忘れてしまうかもしれない　
その日まで　

今でも　ずっと　あの時の気持ちを
思い出すたび　蘇るのは　仕方ないよね
伝えたい　伝えない　伝えちゃいけない
だから　相手じゃなく
一周したら　自分に　伝えたい

そっか　そんな事があったんだ…と
また　思い出したいから




*読んで下さり　ありがとうございます*

この場所で…
…
振り返るとたくさんの枝のように　細かく
分かれた道がここまで　続いていて
この国の
この場所で　暮らして　根を張って　もう
二度と他には　移動しないと　決めた

そっち　こっち　あっち　戻る　進む
迷い迷い　その都度　悩み　考えて
誰のせいにもしない
誰かに言われたから　そうするんじゃない
誰かに　影響されたからでもなく
自分で　今　何をどうしたいんだ　と問う
そうして　進んできた

一歩の歩幅は　小さくても
なるべく　前のめりに　気持ち前向きに

この場所で　年老いていく　覚悟を決めて
年齢と共に減っていく　知人友人達
自分から　縁を切った人達も
たとえ　ここで独りぼっちになったとしても
たとえ　世の中から何を噂されても
何を言われても　流しておこう

何も恥じる事なんかしていないのだから
いくつになっても　根っこには　いつも
今　何をどうしたいのか　だけ
誰がじゃなく　自分がね

振り向いた後に　思い出の枝道が鬱蒼としていても
進む道が　もっともっとまだまだ　悩む道で
枝に別れていても
また　じっくり　ゆっくり　考えて悩めばいいんだ
私だけの
大切な　この　場所で




*読んで下さり　ありがとうございます*

誰もがみんな…
…
知らぬ間に　わらしべ長者だ
様々な場所で
様々な時間帯で
色々なモノを　無意識に　拾っているんだ

あなたも　私も　誰もがみんな　そうなんだ

誰から　何を拾っているかというとね
特定の人ではなくて　それは
友達　先輩後輩　恋人　家族　仲間　先生　生徒
上司　店員　客…知ってる人　知らない人から
ハッとするような言葉をかけられた　とか
ドキッとするような眼差しをむけられた　とか
そっと　背中を押してくれた　何か　とか

人だけじゃなく　雑誌や小説　広告のフレーズから
自分にだけしかわからない　
胸の奥に　ストン　と落ちるような　何かを
目から　手から　耳から　背中から　拾ってる

時に　マイナスなモノを拾う事もあるけれど
それをヒントに受け止めて　前向きになる事もある
出来るだけ　暖かく優しい何かを　拾うことだ

きっと　あなたも　何処かでどの時間帯か知らぬ間に　落としてる
見て見ぬ振りをせず　拾えるあなたにだけ
次の見知らぬ誰かが　それを拾ってる

誰もがみんな　拾えるのに　気付いて拾えれば
この世界は　今よりもっと　優しくなれるんだ

ほら　よく見て
自分よりうーんと小さな子も　落としてる
自分よりも　とても歳上の人達も　落としてる

私が　落とした　わらしべも
役に立ちますように…



*読んで下さり　ありがとうございます*

花束…
…
ハイドランジア　スターチス　スカビオサ
バラ　チューリップ　スイートピー　タラスピ
アイビー　ブプレリュームと書かれた
花材レシピを添えられたブーケを貰った

キャンディピンク　スイートアバランシェ
タスマニアオレンジ　ナナファンシーピンク
モスニー　紫式部　これは色合い
とても可愛らしい華やかなピンクベース

今迄　色んな人から様々なブーケを貰った事があるけれど　花材レシピを添えられたのは　初

とても素敵な心遣いがある花屋だと思った
私が嬉しく頂いたブーケを参考に
今度は　私が大切な人に贈る時　この花屋を
選ぼうと　心に決めた

花束には　贈る人の心遣いと気持ちが包まれている
贈られた方は　素直に　その想いを受け止めること
それが　マナーだと思っている

花を選ぶ時　色合いや本数　さらには　その花の
花言葉に気持ちをのせて　贈ることがあるの
…かもしれない

花束を手にすると　ふと　八代亜紀が歌っていた
♪ブーケ♪を口付さんでいることがある
歌の内容と　今の気持ちは関係ないのだけれど
つい
鼻歌でも　メロディーを口付さんでしまうんだ

贈り物で　私が一番嬉しいのは　花束なの
実は

どんなに素敵なモノ　嬉しい言葉より
ずーっと長く　楽しめる花束が　なによりも　
贈ってくれた人を　それを見るたびに　
思い出すから　なのかな

えへへ



*読んで下さり　ありがとうございます*