クリスマスの過ごし方…
…
正しい過ごし方ってあるんだろうか。
国々によって、地域によって、人によって様々な過ごし方があって当然なわけで。

今までもこれからもその年のクリスマスは一度きり。
誰と過ごすか、誰と何をするか、何を食べ、飲んで、何を話すか、何処へ行くか。

一人で過ごすクリスマスは、誰かと過ごすクリスマスの回数より多くなるのか、少ないのか。

特に何もせず、普通の生活のまま過ごす人もいて当たり前よね。
私はこれから、どんどん年老いても、多分クリスマスツリーを一ヶ月前から飾り、ヨガをしているサンタの人形をあちこちに置き、毎年何処かで目についたアドベンドカレンダーを買って、12月から1つずつ開けて、中のチョコを食べる。
珈琲とともに。

特別なご馳走は無くてもいい。

ちょっと素敵な色合いの美味しそうなケーキを自分の為に買って、食べる。
おばあちゃんになって、独りぼっちならね。

ひと口食べつつ、昔を懐かしんで、あぁ今年も無事にクリスマスを過ごせたなぁと思う。

あとどのくらい、出来るかな、それ。


*読んで下さり　ありがとうございます*
　メリー　クリスマス！

イブの夜…
…
人が集まってくる、集まっていく、集まっている、そんな場所が苦手だな。
向こうから、こちらから、そこから、あちこちからずんずん来る。
販売の仕事をしていたから、来る人は皆、お客様。
苦手なんて言っていられんのですよ。

一気に人の流れが濁流の如く増えるよね、イブは。

行き交う人間模様を観察するのは、好き。
その人々のドラマを想像する。

楽しそうなカップルだなぁ…付き合い始めかな。
あらら、どうしたのかなこのカップルは…イブなのに別れ話かな。
走るね、ちびっ子…家族でお出かけ嬉しいんだな。
独り身の人…ぶらぶら手持ち無沙汰、もう帰るのかな。
何も、特別な事なんかないのよね　と思う。
私自身も、だいたい毎年、イブに限らずイベントがある月は仕事なのよね。

仕事が終わってからデートする？
そんな時間なんてないんだなぁ。
せめて、パーッと食べちゃいけない時間に食べて、飲んで、歌って帰るのかな　だもんな。
世の中の人、全てがイブの夜に楽しく甘い夜を過ごしているとは限らないんだぞ！

恋人や友達、同僚、家族と一緒に過ごせる人は、そのことに感謝すべきだ〜。
一緒に過ごしたかった人がいても、過ごせない人もいる。
イブの夜は今年一度しかないのに、ままならないことだってある人、いるんだ〜。
クリスマスのノルマって何だよぅ。
何箱売ればいいんだ　ケーキ。
何ピースさばけばいいんだ　チキン。
クリスマスギフトどのくらいの必要なのよ〜。

ちょっと、叫びたい、イブの夜もあるってわけ。


*読んで下さり　ありがとうございます*

プレゼント…
…
別れ際に、俺がそばにいて涙を拭いてやる事が出来ないから…と言われて、ハンカチをプレゼントされたことがある。
こんなに、悲しいプレゼントはないぜ。畜生。
…と思いながら、泣かず受け取った。

プレゼントは送る相手の事を考えて選んでいる時から楽しまなくちゃな　と思う。
特別な日…誕生日プレゼントや記念日プレゼント、クリスマスプレゼントだけじゃなくてね。

あ…これ、あの人に似合いそう。
ん…これは、絶対気に入ってもらえるやつだ。
おっ…うわぁキレイ、可愛い、美味しそう！これはあの人にもあげたいな。

贈るほうの気持ちを贈られたほうも、その想いが伝わるから、とても嬉しい。楽しい。
そして、ますます大好きになる。

何これ〜！あはははは…の顔が見たい。
え〜っ何だよ〜どうして欲しいの解った？と言われたい。
出来れば笑った顔で受け取ってもらえたら、それだけで大成功だ。

私には秘密の癖がある。
実は自分も欲しいものを選ぶ傾向がある。
秘密だけどね。

これからも、沢山プレゼントを選びたい。
手元に残らないモノでもいいのだ。
日常プレゼントはプチにして、渡すほうも笑顔で渡したいよな。

別れ際に悲しく寂しいプレゼントなんて、
もう　いらんぞ。


*読んで下さり　ありがとうございます*

ゆずの香り…
…
この時期、ゆずを沢山頂く事が多かった。
紙袋に山盛りのゆず。
袋を開けた瞬間爽やかな柑橘の空気。

さて、どうしたものか…の量なのだ。

皮のキレイなものをとりあえず、よけておく。
ゆず湯用
ゆずジャム用
ゆずペースト用
ゆずの皮千切り用
ってとこかな。

果肉を食べられるほどのジューシーさはなく、めちゃくちゃ種が物凄く主張してくる。
手を加える用をサクッと切ると、我が家のキッチンがゆずの香りで満たされる。
ん〜至福。

ジャムをコトコト…
ペーストにしたものは即、冷凍へ
中身を脱がされた皮のキレイなものは、とにかく細く…細く千切りにして、冷凍へ
冷凍はとても、使い勝手が良くて便利なのだ。

お風呂上がりに炭酸で割るとさっぱり。
風邪気味な時は蜂蜜とゆずをお湯で…喉に優しく。
ちょっとした料理のアクセントに千切り皮を。

おでんにゆず味噌もいいわね。　
サクットントントン…切れば切るほどゆずが充満して、顔のにやけが止まらない。

我が家にお福分けで来てくれたゆず達よ！
幸せな香りに包まれてますます幸せ！

そんなゆず三昧だったのも束の間…たっぷり頂く機会がなくなってしまった。残念。
多分、確か…自宅の庭で採れたゆずを送ってくれていたんじゃなかったかしら。

高齢でもう作らないので、あれが最後のゆずだったのかもしれない。

今はスーパーの果物売り場で、見かけるだけになっちゃったな。
黄色い可愛いまんまるなゆず、葉を付けて。

沢山は買えないけど、少し欲しい冬至は、特にね。



*読んで下さり　ありがとうございます*

大空…
…
春　夏　秋　冬
晴　雨　雪　曇
どんな季節もどんな天気もいつでも頭上で見下ろしている空。

嬉しくても、楽しくても、苦しくても、切なくても、悔しくても、悲しくても、辛くても、寂しくても、腹が立っていても、やるせなくても、その日の気持ちや感情や心模様も全部、見られている。

優しいストーカー。

いつでも見守ってくれている大きな空。
宇宙から大きな手で包まれているような暖かい空。

人生と同じく喜怒哀楽があって紆余曲折もあって、
波乱万丈な天気に私達は翻弄されている。

結構、空も生きとし生ける者たちと同じなんだな。

時々、偶然、まぁるく空が眺められる場所に出くわすと、実感する。
この…包まれてる感じ。

今は冬の季節
出来ればあまり荒れ狂わないで欲しいなぁ…。
吹雪の雪を大きな手でホイップクリームを泡立てるみたいに、かき混ぜ過ぎないような天気を望む。

たまぁになら、我慢するよ。
寒いけどね。


*読んで下さり　ありがとうございます*