ぺんぎん

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6/4/2023, 12:41:30 AM

アルバムを遡るたびにみるみる色褪せているようなあじさい、わたしの涙はまだ濁っている、わたしをやさしく殺してくれるきれいな雨はどこですかきみの足あとを消してくれるきれいな雨はどこですか

5/28/2023, 3:36:48 PM

どうして泣いていたのかよくわからない、枕のつめたい朝があるでもいつでもきみのために泣いているってことだけはわかるだってこんなに胸がずたずただから

5/28/2023, 1:46:51 AM

胸をあっためるために泣いていたのに、今、冷たい、ふかい悲しみがさざ波のように脚元からわたしをのんでいく!わたしひとりの嗚咽がただこの部屋に満ちて、またその事実に泣いていて

5/26/2023, 2:50:49 PM

一昨日みた映画を見返すようにいつかのあなたを思い出して泣いていたら、すうとひとすじ、こめかみをくすぐるものがあった、みるみるかなしみが肥大化して、それが両のまぶたのすき間に溢れていく、生きているだけでともなう痛みを、今は、少しだけでいいから、月あかりの、ひんやりしたとこに、置いておいて

5/23/2023, 10:49:59 AM

きみから貰った愛なら、どんな形でも耐えたい。このままなにも考えなしに愛し続けたらわたしは燃えたぎって、灰になる。わたしはきみのためだけに燃え尽きたい。そんなことを言うきみが、あまりにまぶしかったから目をそらした。あたたかいきみの背中にキスをしても、変わりない。なにかがわたしには不足している。胸がすかすかしてずっとつめたかった。

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