〜眠りにつく前に〜
見慣れた 真っ暗な世界
聞き慣れた 人工音声
飲み慣れた 水や白湯
嗅ぎなれた 枕の匂い
慣れたものにかこまれて
自分の世界に入り浸る
そうしてるうちに
朝が来る
そんな変わらない日々を大切にしたい
〜永遠に〜
永遠に生きる方法
歴史に名を残したり
不老不死だったり
機械かだったり
簡単に考えれば
枚挙にいとまがないし
どこまでも渇望で飢え続けることだろう
それこそ 永遠に
だけど
誰かの一部に影響をあたえたら
所作だったり 考えだったり
そういうことが 連綿と続けば
永遠に生きてると 同じなんじゃないのかな
そんなレベルなら 欲に苛まれなくて
いい感じに生きられるじゃないかと
思うこの頃
〜理想郷〜
ユートピアつきつめたらディストピア
本当の理想郷
思い描けば 思い描けるんだろうけど
今の環境に適応して生きてるんだから
ある意味 いまが、理想郷とも言えるんだろう
そうじゃないなら
足掻くしかないんじゃないかなー、と
〜懐かしく思うこと〜
昔、親が憎かった
理解されなかったから
邪魔しかしてこなかったから
ろくに、口を利いてこなかった
とあることがあるまでは
何を考えてるのかわからない
育て方を間違えた
そんな言葉を一方的に言われた
そんなすれ違いが 今では
懐かしく思う
とあることで
本当にボロ雑巾になって
泥すすりながら生きるしかなくなったとき
親は 私を見捨てることなく
一丸となって助けてくれた
私は そんな風景が信じられなくて
心身ともにボロボロだったから
虚言や妄想だと思って 当たり散らした
そんな私を支えてくれた
……懐かしく思う
今は、何を考えてるとか言わなれなくなったし
言葉……会話が増えたから 笑顔も増えた
子どもの時に あたりまえのことができなかったから
拙い部分はいっぱいあるけど
今頃になって やっと当たり前な生活になった
と思う……こんな生活も
いつかは懐かしく感じるんだろうなぁ
今は、感謝しております
このご恩 返せるまで返します
〜もう一つの物語〜
主人公を支えるサブ……もう一人の物語
敵役の物語 ヒロインの物語
主人公のその後の物語
一つは自分を主体にしてるんだろうけど
そこからもう一つか
どの話も無味乾燥なものはないだろう
時間が短くても 長くても
得られるのは自分では紡げないもの
そんなもう一つの物語
貴方の手にはありますか?