《部屋の片隅で》
今日は学校を休みました
学校で嫌なことがあるわけではありません
強いて言うなら嫌いな英語が2時間ある
それくらいです。
でも行く気になれなかった
なんとなく休みたい気分だった
外に出るのが億劫で
ベッドでぬくぬくしてたくて
部屋の片隅で1人考え事をしていました
私が考えることなんて1つしかありません
君のことです
そうだ、君のことを考えたかったから
休んだんだ。行く気になれなかったんだ。
君は今何してるのかなとか
君とあの子はどうなったんだろうとか
君は最近カラオケ行ってるのかとか
君のあのテストの結果はどうなったんだろうとか
くだらなくて私が考えてもどうしようもないことを
部屋の片隅でずっと考えているのです
《逆さま》
今まで人の歌で泣いたことなんてなかった
それなのに君の歌は涙が出てくる
今まで誰かが亡くなった話を聞いても何も感じなかった
君の親友が亡くなった話は涙が溢れて止まらなくなる
今まで休日に人と会うのは面倒くさと思っていた
君とは化粧してお洒落した休日に会いたいと思う
今までは昭和歌謡が好きだった
君の好きな邦ロックばっかり聴くようになった
今まではミステリー小説しか読まなかった
君の好きな漫画を読むようになった
今までの自分とは逆さまの自分を
君と出会って初めて知ったんだ
だから君にはありがとうを伝えなければいけない
私の世界を広げてくれてありがとう
《眠れないほど》
眠れないほど
楽しみだったのは
君と会う約束
眠れないほど
辛かったのは
君に好きな人ができた日
眠れないほど
嬉しかったのは
君と電話した夜
眠れないほど
悲しかったのは
君があの子を語る目が輝いていた時
そんな眠れない日は
君の“紫苑”を聴くんだ
私が“紫苑”を好きな理由は
多分君の好きなSaucy Dogが
君と私が知り合ってから出した
初めての曲だったからだと思う
《夢と現実》
君から連絡が来る夢
君から連絡が来ない現実
君と会える夢
君と会えない現実
君の歌を聴ける夢
君の歌を聴けない現実
君と手を繋ぐ夢
君と手を繋げない現実
君とハグする夢
君に触れることすら許されない現実
君と同じ夜を過ごす夢
君と同じ夜を過ごせない現実
君が彼氏になる夢
君が別な子の彼氏になる現実
《さよならは言わないで》
君は“さよなら”と言いました
以前の君は“またね”と言っていました
君の“さよなら”にたいして
“さよなら”も“またね”も返すことはできませんでした
“うん”その一言でお別れしました