《光と闇の狭間で》
そういえば元カレ、貴方は乃木坂46が好きだったね
『帰り道は遠回りしたくなる』
“過去がどんなに眩しくても未来はもっと眩しいかもしれない”
貴方と別れたばかりの私はこの歌詞が信じられなかった
貴方と過ごした日々が眩しすぎて
その先の未来が真っ暗闇に包まれて見えなかった
光と闇の狭間でもがいて苦しんで辛さを味わい
君と出会い君に恋して
私の未来に光が差し込んできたんだ
本当に未来はもっと眩しかった
今となっては過去だけれど
あの頃の私は今までで1番輝いていたんだ
それももう過去のお話
これからの私はもっと輝ける日がくるのかな
《距離》
君と私との距離
物理的な距離はそんなにないかな
心の距離はとっても広い
そして月日が流れる度に広がっていく
もう君からの連絡も来なくなりました
《泣かないで》
「なんで泣いてるの?泣かないでよ」
そう君はいいました
君が歌ってくれた曲の歌詞が切なくて
君の声も相まって涙が出てきました
いずれは全て失うのにどうして大切なものが増えていくの?
そう君が歌った時涙がとまらなくなってしまいました
失うと分かっていても君を追いかけてしまう
そんな自分が嫌いで
君が歌ってくれる歌が大切で
君が話してくれる話が大切で
君の繋いでくれる手が大切で
君との関係が大切で
君自身が大切で
どうしてこんなに大切なものが増えていくんだろう
《冬のはじまり》
街中にはクリスマスツリーが飾られました。
街中の装飾がハロウィンからクリスマスに変わった時
冬だなと感じる私たちは何者なのでしょうか。
日本でキリスト教を信仰している人は少ないはずなのに
キリスト教のイベントで季節を感じるとは…
カトリック的に言えばいまは待降節
イエスの誕生を待ち望むそんな時期です
そんな時期に私は不覚にも君のことを考えている
今年の冬を君と過ごせたらどんなにいいでしょう
忘れられない冬になったのかな
物知りな君に私が教えられることは
キリスト教のことについてくらい。
信仰してるわけではないけど15年も学んでるんだもの
秋には君にハロウィンのお話をしました。
冬になったらクリスマスのお話をしようと思っていました
「クリスマスカラーの赤と緑と白には意味があるんだよ」
「クリスマスツリーの上が星な理由はね…」
「アドベントカレンダーの由来ってね…」
「なんでクリスマスツリーはもみの木か知ってる?」
そうやって私の知識を少しでも君に話して
たとえ君が私から離れても
季節ごとに私を思い出してほしかった
でも君と私が過ごしたのは結局秋だけ。
せめてあと冬だけでも君とすごしたかったな
《終わらせないで》
私と君との関係
終わらせようとしないで_____。