12/27/2024, 12:06:19 PM
柔肌を隔てる暖かさ
奥に触れると信ずるならば
僅かな布さえ己が限りと
その色さえも 汝の心と
12/26/2024, 10:11:35 AM
葉の落つる音に
木の朽ちるを知り
風とおる薫に
日の果てゆくを知る
万象、満ちては欠けて
倒るるたびに 新芽は育つ
これ即ち 風情なり
12/25/2024, 10:03:34 AM
炉をたたき 床をなべ
見上げる青の
心地よきかな
12/24/2024, 10:07:44 AM
馳せる心を袖に仕舞えば
しとねにかたりて
落つるは目蓋か仄明かり
意を想いと違わねば
枕を濡らすことなかれ
12/23/2024, 10:08:14 AM
包みを巡るまごころよ
汝の手でこそ柔らかく
懐くときこそ霊の糧なれ
しのびてわらうや 心地よし