12/22/2024, 11:21:57 AM
燻るほどに旬の香は
内を巡りて広がりて
厳寒の中さえその豊穣は
胸のうちこそ秋の如し
12/21/2024, 10:15:19 AM
瞳を青に満たすれば
雨にうたれ 雪に埋まれど
歩の裏に地の盤石あり
まさにこの心地 是空なり
12/20/2024, 10:33:50 AM
鐘よ鈴よ、どこ響く
鐘よ鈴よ、だれ響く
呼ばう足の禍福こそ
鐘よ鈴よ 伝えておくれ
待人の足るよう
此方へ来いと
12/19/2024, 10:16:19 AM
細雪のとける路傍を眺むれば
あぁ吹き抜ける、窓をゆらして
指にも絡まぬその侘しさよ
土と成り行く枯れ木の如く
12/18/2024, 2:19:03 PM
柔肌の厳寒に震えること辛なれど、ただ友の熱を重むるは、ことさらに深きこと火と炭の如し