#73「I LOVE...」
僕は君が好きだ
全力でなにごとにも頑張る君が
こんな僕だけどどこまでも向き合ってくれる
その優しさいっぱいの君が僕は好きだ
「ねぇ、今日はこれをしようよ」
「いいよ。やろうか」
「この問題わかんないから教えて」
「ん、いいよ。ちょっと考えるから待っててね」
僕はこの2人のことが誰よりも友達として
凄く仲良しの友達として大好き
Thank you for my best frind. I love you.
Thank you for reading you. I think to happy.
Nice to meet you. For you.
#72 「ずっとこのまま」
僕は君の隣でいたいと思う
が、自分の気持ちを理解していない僕は
君の問いかけに答えられなかった
後悔している
だって一緒にいればいるほど楽しくて
一緒にいることすら好きになっていく
ずっと過ごしたいと思えるほどに
けど手が届かなくなってから気付く
僕は君のことが好きで独占したかったんだ、と
自分の行いが悔いになるのはこれで何度目だろうか
#71「ゆずの香り」
コポコポコポ…とお湯の湧き出る音が響く
その上に5つほどのゆずがぷかぷかと浮いている
甘酸っぱい、いい香りを放っている
疲れを忘れさせるひと時だ
ゴーン…
除夜の鐘も鳴っている
もう、今年も終わりだ
良いお年を
そして良い新年を迎えられますように
#70「セーター」
部屋の外で北風がピューっと鳴る
もう冬だ。
私は部屋の中の冬物を探すことにした
一昨年婆ちゃんが作ってくれた毛糸のセーター
婆ちゃんの家は遠くて会えないけど
セーターを通して婆ちゃんと繋がる
毛糸を通して毛糸工場の人と繋がる
工場の人の家族、材料の生産者や、色々な人と
ずっとずっと繋がっていく
#69「カーテン」
もうすぐ春が来るよ、暖かい3月
カーテンがヒラヒラと風で揺れ
気持ちいい風がそよそよと吹いてくる
僕は布団の上で外を眺めた
外からは子供の元気な声が聞こえる
風邪をひいていて、遊びに行けない
僕は子供の姿を見ないようにそっと
カーテンを閉めて眠りについた