今日は天気も良いしご機嫌さ、リズムに乗って、さぁ冒険だ。尻尾を揺らして、思い出す限りの記録を捲って、何処に行こうか検討する。最近、近所で見つけた日溜まりか、隣町の超がつく程cute!な白猫の所もいいなぁ、でも今日は、まだ寒いから御近所さんの膝の上にでも行こうかな、何だか昔から知ってるような、あの日の温もりが忘れられないのだ。
さぁ冒険だ(2/26)記録(2/27)cute!(2/28)あの日の温もり(3/1)
箒に乗って、夜空を駆ける時も、心配で不安そうな、君の顔を見ていた。山の中で雨宿りして、君と見た虹は、なんだか君が、目を輝かせて喜ぶから、心がほっこりした。君が魔法で失敗して出てきた、踊る一輪の花も、今では僕の猫パンチで、むやみに物を飲み込まなくなったよ。君はこれから、どんな魔法使いに育つかな、不安だけど楽しみだよ。
夜空を駆ける(2/22)君と見た虹(2/23)魔法(2/24)一輪の花(2/25)
そろそろかしら、ひそかな想いが積み重なったら、食べ頃よ、トッピングして、フォークで刺して、口に運ぶだけ、簡単でしょ?
ひそかな想い(2/21)
誰が言い出したか分からないけど、食堂でこんな話を聞いた。それは、昨日まではよく知ってる仲間なのに、今日出会うと、昨日とは何か違う、違和感がある仲間が居るということ、たまにあるんですよ、と彼らは言う。
それは、おはようと挨拶してから気づくのだとか、数秒の沈黙後、今、再起動したかのような状態で、挨拶を返してくるのだとか。
嗚呼、あなたなのに、またあなたじゃない気がする。どうしても、違和感が拭い切れない。ねぇ、あなたは誰、昨日のあなたは何処にいってしまったの?
あなたは誰(2/20)
今は、いつでも君の声がする。それが当たり前だけど、君が歳を重ねたら、いつか終わりが来て、君の声も姿も分からなくなるのかな。時の流れは思いの外早くて、時間よ止まれとまでは言わないけど、君と居る時は、ゆっくり流れて欲しいとただ願う。今の、君の輝きを目にしっかりと焼き付ける。忘れたくないな。そんな風に書いた手紙の行方は、俺だけが知っている。
君の声がする(2/16)時間よ止まれ(2/17)輝き(2/18)手紙の行方(2/19)