ある日、心の動きが悪くなっていることに気付いた。

何かがある度に「どうでもいいし」と思うようになっていた。全部、他人事。
この心に色を付けるとしたら、灰色だ。

このままではもったいない。

何かがあったら「どう思ったか」を意識して、自分事にして。
感じたことを忘れないように。

心、こころ、ココロ。
灰色から、色彩豊かにしていこう。

「流れ星に願い事を唱える。」

流れ星は、神様が下界の様子を見るときに流れ落ちた天国の光。
その光が見えている間は神様に声が届く。

という話がある。

もしかして、大きな満月の、影ができるほど明るい光も天国からの光かもしれない。

そんなことを勝手に思って、満月に願い事を託してみる。

最近、あなたの背中が辛そうに見える。
後ろからしっかり支えるから、どうか潰れちゃわないで。

どうしても辛いときは、振り返って一緒に逃げるのもいいと思うよ。

ひとりで遠くへ行きたいなぁと思う。

初めてひとりで遠くに行ったのは函館だ。
当時は仕事を辞めたあとで、ひとりでどこか遠くへ行きたかった。

そして辿り着いたのは、本州の上端である大間崎。

大間崎から海を見ると、北海道が見えた。
我慢できずフェリーに飛び乗り、函館に渡った。

このとき、誰に気を使うでもなく、自分の気まぐれだけで遠くへ行く楽しさを知った。

あれからかなり経つ。
また、ひとりで遠くへ行きたいなぁ。
できれば、もっと遠くへ。

誰も知らない秘密。
私しか知らない秘密。

誰々が嫌いだとか、気に食わないことだとか、良からぬことを胸のうちにしまう。

反対に誰かを好きな気持ち、感謝の気持ち、何かをしてあげたい気持ちも胸にしまってしまう。

これくらいは秘密にしなくてもいいかな、とも思うけど、やっぱり秘密にしてしまうのだ。