君の目を見つめると
君の目には、嘘を隠せない…君の目は、優しくてそれなのに、心の中を見透かしている…
でも、それでも、嘘を付いてしまう…本当の気持ちを伝えて、もしも、断られたら、そう思うと、怖くて…
ねぇ、そんなに見つめないで、見つめられると、本当の気持ち言ってしまいそうだから…
星空の下で
煌めく夜空を眺めながら、まだ少し冷たい風に吹かれ、2人で歩いている…
桜の花びらが、道に散っている様子が薄ぼんやり続いて、まるで何かの祝福のような気持ちになる…
繋いだ手に力を入れると、ギュッと握りしめる君と、ずっと歩き続けていたい…
桜の花の隙間から、零れる星の光…何時迄も屹度忘れないと思う…
桜
桜が満開になる頃、また貴女に逢えた…桜花が開いている間だけ現れる…散歩で通る公園にある大きな桜の樹…
何時からか、はっきり覚えていないけれど、桜の時季だけに現れる、長い黒髪の貴女…何度目かの春から、密かに、貴女と出逢えるのを楽しみにしている…花の開花が進むにつれて、貴女の輝きが増していく…
この満開の桜の下で、微笑む貴女に、僕は、だけど声をかけられない…桜色に映える艷やかな黒髪と、その先にある青空…気後れして、毎年、声を聞けずにいる…
今年こそは…と想いながら、今日も、あの桜の樹の下で、貴女を探し始める…
一つだけ
一つだけ願いが叶うなら…
お金、健康、家族、人生のやり直し…色々あり過ぎて、一つに絞れない…何でもいい、特にこだわりはない…と言いながら、何でも構わないわけでもなく…
口では、シンプルと言いながら、実は、欲望まみれなんだって分かってる…
一つだけ…なんて選べないし、考えられない…
大切なもの
大切なものってなんだろう…自分、否…家族、分からない…お金、そうかも…
色んなものや、概念、関係が浮かんでくるけど、毎日それぞれへの考えは変わる…だから、本質的な、大切なものが分からない…理屈では分かるつもりだけれど、本当にそうか?と問い詰められると、揺らいでしまう…
家族は、関係性が大きく変わる事もあるし、現実的に、お金無しでは生きていけない…まして、自分なんて信用出来る対象なのかもわからない…