多田野一人

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3/24/2025, 2:30:47 PM

もう二度と
…もう、こんな失敗なんて絶対しない…そう思い乍ら、また同じ過ちを繰り返してしまう…そんな自分が嫌になりながら、結局、踊場で、足踏みしているだけで…
情け無くて、そんな自分が惨めで、死にたい…って思う毎日…能書きなら、誰にも負けないけど、何一つまともに出来ない事が、嫌でしょうがない…もう二度と…そう思い乍ら、また、明日の夜も過ごしているのだろう…

3/23/2025, 3:02:58 PM

曇り
桜の咲く頃は、曇り空が続く時がある…青空に映える淡いピンクも、曇り空には、少しぼやけてしまう…花曇りなんて云うけれど、個人的には、少し淋しい…桜花の奥ゆかしい艶やかな色合いは、春先の空色に一番似合うと思う…
でも…その曇り空でさえも、取り込んでしまう、この花の魅力…どれ程に、人の心に…

3/22/2025, 3:28:08 PM

byebye…
夕方のこの時間に交わす、バイバイ…毎日、言っているけれど、なんか言いたく無い…
あなたと過ごす、この短い時間が、明日の元気のもとなのに、もっとあなたと一緒に過ごしたい…まだ、出会ったばかりなのに、もう、私の中のあなたに、心をどんどん奪われている…
夕方の長い影法師は、凄く近いのに、ちょっとだけ、距離を詰められない…その距離がもどかしいと思い乍ら、もう少しで、あの言葉の時間…
バイバイ、また明日…

3/21/2025, 3:00:23 PM

君と見た景色
覚えてるいるかな…古い木造校舎の窓にもたれ掛かって、二人で見ていた夕方の校庭…目の前では、バスケ部が汗だくで、コートの中を走り回って、横では、テニス部が、ラリーを続けている…
何時もの何気無い、学校での風景…斜めに射す夕陽も、ガタツキある窓も、風に紛れている夕方のざわめき…目の前の景色は、何も変わらないのに、隣にきみがいるだけで、何か違う様な感じがする…
あれから、ずっと永い時間が過ぎたけれど、今でも、あの時の、君と並んで見ていた景色、今でも鮮明に蘇るよ…

3/20/2025, 2:53:48 PM

手を繋いで
こうして、好きな人と手を繋いで歩くのが、小さな頃からの夢だった…
普通の何気無い帰り道、歩道を手を繋いで歩いているだけなのに、凄く幸せな気持ちでいられる…手を繋いだ影法師が、ちょっと恥ずかしくて、嬉しい…
まだ、恋人繋ぎまでは、出来ないけれど、こうして、大好きなあなたの隣にいることが出来て、あなたの温もりを感じられる…今は、これだけでも幸せ…もっと親密にはなりたいけれど、二人の歩調で、ゆっくり育てていけばいい…

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