多田野一人

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12/22/2024, 4:09:50 PM

ゆずの香り
スーパーの青果コーナーで、ゆずを見かけた…それを見て、急に鍋を食べたくなった…鍋も、久しく食べていないし…
買い物をして、帰宅して、暫く休んで、台所に立って適当に野菜だの竹輪だの肉だのを、切って、鍋に投げ込んで、鍋のスープとグラグラ煮て…
テーブルに、カセットコンロを出して、1人鍋…取り皿に、ゆずを絞って、モクモク食べながら、少しだけ、鍋は、お喋りし乍ら、食べたいと思った…

12/21/2024, 3:12:26 PM

大空
この青空を、突き抜けて、宇宙に飛び出したなら…
月の都に居ると言われる、かぐや姫に会えるのだろうか…
中学生の時に、古典の授業で習った、竹取物語…求婚してきた、高貴な人々に、難題を出して、全て断って、月に帰った…そんな内容だったと思う…
平安時代の頃に創られたらしいけれど、千年位前に、そんな宇宙人、と言うか、異世界と言うのか、判らないけれど、そういう世界と繋がる話が面白く、勉強は嫌いだけど、遠い昔の人がそんな考えをしていた事に、興味が持てた…
其れから、もしも、かぐや姫に会えるなら、あってみたい…大空を見上げては、そんな事を考えている…

12/20/2024, 2:48:12 PM

ベルの音
鳴り響くベルの音…
寝惚け眼で、目覚ましを探して、アラームを止める…ぼんやりした頭の中では、先程迄見ていた夢を、思い出そうとしている…しかし、何かを見ていた事は覚えているのに、何かを、思い出せない…
青空や、木々の緑、校舎等は、微かに覚えているのに…断片だけの連続だけど、慥かに、あの人も一緒に…

12/19/2024, 3:12:32 PM

寂しさ
地面を埋め尽くす落ち葉…そこから伸びる木々は、寒々とした姿で並んでいる…枝を覆っていた葉っぱは、もう幾許もなく、向こうの景色が、拡がっている…
立ち枯れた草や、山々の茶色の拡がり、頬を刺す北風…
この、淋しい景色が、冬らしく、そして、寂しい…

12/18/2024, 2:35:39 PM

冬は一緒に
一気に訪れた、今年の冬…寒がりな私には、苦手な季節…冬来たらば、春遠からず…とか聞くけれど、寒くて、モノクロ写真の様な景色と、淋しい空気が、哀しい…
だから…この冬は、あなたと一緒に過ごしたい…他の誰かではなくて、あなたがいい…あなたの優しさに包まれて、あなたの温もりを独り占めしたい…

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