多田野一人

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9/24/2024, 2:48:36 PM

形の無いもの
この気持ち、あなたに届けたい…でも、心って、どうやって、届けたらいいのだろう…
この、目に見えない、色も、形も、匂いも無い、切なくて、苦しい想いは…
言葉では伝え切れないから、出来る事なら、あなたの心に、直接繋げたい…
あなたを目の前にすると、胸の鼓動が激しくて、喉が熱くなり、言葉が溶けてしまう…
だから、手を繋ぐと、其の儘、気持が届くといいのに…意気地無しの私は、今日も、あなたを前に、そんなことを、秘か思うだけ…

9/23/2024, 3:01:39 PM

ジャングルジム
小学校の校庭に、登り棒や鉄棒、ブランコや回転遊具…色々なもので遊んでいたけれど、ジャングルジムが、結構好きだった…
迷路の感じ、ちょっとした秘密基地みたいだし、てっぺんから見る景色は、小さな私には、迚も魅力的だった…普段は、見上げる様な上級生も、見下ろす感じが、何となくカッコよく思えた…
あれから何年も経って、久しぶりに母校を訪ねたら、もう沢山あった記憶の遊具は、随時減っていた…校庭にあった鉄棒も新しくなっていたけれど、意外と小さくて、吃驚した…子供の頃は、大きく感じていたのに…
ジャングルジムのあった場所が、何となく刹那く…

9/22/2024, 3:26:15 PM

声が聞こえる
独りの夜、部屋にいると、あなたの声が聞こえる…様な気がする…もう、何年も会っていないはずなのに…付き合っていた訳でも無く、特別親しい訳でも無かったけれど…
何時も独りぼっちの私にも優しく話し掛けてくれた…誰にでも優しいあなたに、秘かに想いを寄せていた私は、其れでも嬉しくて…
あれから何年も会っていないけれど、久しぶりに届いたクラス会の案内状…ひょっとしたら、また、会えるかも知れない…そう想うと四六時中あなたの事しか、考えられなくて…だから…

9/21/2024, 2:23:45 PM

秋恋
少しだけ、和らぎ始めた残暑…昼間は、まだまだ暑いけれど、夕方は、幾分か、凌ぎやすくなってきた…
虫の声を聴きながら、空を見上げると、輝く満月が、夜空を照らしている…
こんなに綺麗な夜空を、一緒に愛でる相手が居たならなんて想ってしまう…
少しだけ早くなった夕暮れが、一人になると、人恋しくなってくる…
思わず、誰か…一緒に…なんて、独り言が、溢れてしまう…

9/20/2024, 3:02:45 PM

大事にしたい
あなたとの時間、何よりも大切だから…
そう云って呉れる、君が私も、愛おしい…出会って、半年だけれど、ずっと前から付き合っている感じ…一緒に居るのが当たり前で、違う家に帰るのが、凄く辛いくらい…
この奇跡的な出逢いは、運命だって想っているから…

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