多田野一人

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9/23/2024, 3:01:39 PM

ジャングルジム
小学校の校庭に、登り棒や鉄棒、ブランコや回転遊具…色々なもので遊んでいたけれど、ジャングルジムが、結構好きだった…
迷路の感じ、ちょっとした秘密基地みたいだし、てっぺんから見る景色は、小さな私には、迚も魅力的だった…普段は、見上げる様な上級生も、見下ろす感じが、何となくカッコよく思えた…
あれから何年も経って、久しぶりに母校を訪ねたら、もう沢山あった記憶の遊具は、随時減っていた…校庭にあった鉄棒も新しくなっていたけれど、意外と小さくて、吃驚した…子供の頃は、大きく感じていたのに…
ジャングルジムのあった場所が、何となく刹那く…

9/22/2024, 3:26:15 PM

声が聞こえる
独りの夜、部屋にいると、あなたの声が聞こえる…様な気がする…もう、何年も会っていないはずなのに…付き合っていた訳でも無く、特別親しい訳でも無かったけれど…
何時も独りぼっちの私にも優しく話し掛けてくれた…誰にでも優しいあなたに、秘かに想いを寄せていた私は、其れでも嬉しくて…
あれから何年も会っていないけれど、久しぶりに届いたクラス会の案内状…ひょっとしたら、また、会えるかも知れない…そう想うと四六時中あなたの事しか、考えられなくて…だから…

9/21/2024, 2:23:45 PM

秋恋
少しだけ、和らぎ始めた残暑…昼間は、まだまだ暑いけれど、夕方は、幾分か、凌ぎやすくなってきた…
虫の声を聴きながら、空を見上げると、輝く満月が、夜空を照らしている…
こんなに綺麗な夜空を、一緒に愛でる相手が居たならなんて想ってしまう…
少しだけ早くなった夕暮れが、一人になると、人恋しくなってくる…
思わず、誰か…一緒に…なんて、独り言が、溢れてしまう…

9/20/2024, 3:02:45 PM

大事にしたい
あなたとの時間、何よりも大切だから…
そう云って呉れる、君が私も、愛おしい…出会って、半年だけれど、ずっと前から付き合っている感じ…一緒に居るのが当たり前で、違う家に帰るのが、凄く辛いくらい…
この奇跡的な出逢いは、運命だって想っているから…

9/19/2024, 2:36:47 PM

時間よとまれ
此の儘…
あなたの腕に掴まり、ただ俯くだけ…
心の中では、
 行かないで…
 此の儘ずっと一緒に居た     
 い…
 時間が止まって…
なんて叫んでいるのに…言葉にならない心の声が、喉元で支えて…
永遠に・・・時間なんて止まってしまえばいいのに…
 

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