多田野一人

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6/18/2024, 2:18:50 PM

落下
ある日突然、足元が崩れて長い長い落下が始まった…それまでの、幸せだと思っていた時間が、どんどん色褪せて、枯れ葉を握り潰す様に、乾いた音と共に、粉々になってゆく…
本当は、最初から、自分の居場所なんて無くて、現実から目を外らして、居心地良い世界だと思い込んでいた… 
あなたが、あの日、私の知らない誰かと親しげに、街なかで腕を組んで歩いている姿…はじめは、見間違い、って思いたかった…でも、確かめるが怖くて、あなたに、会うのも、メールするのも、出来なくて…ただ、何処までも、落ちてゆく…そんな日々に流されていくだけ…

6/17/2024, 2:13:17 PM

未来
何時かは、あなたと二人で…そんな未来を夢見ている…これまで、色々な人達との出会いがあったけれどこんなに、誰かを想うのは、あなたが初めて…
未来は、明るくて、素敵な出来事が待っているって、そう信じていた…けれど、歳を重ねる毎に、現実から逃げられない事を、思い知らされた…
そんな毎日に押しつぶられそうな中で、あなたと知り合えた…悲観的な私を、いつも優しく包んでくれるが嬉しくて、あなたと同じ時間を重ねるうちに、少しづつ、未来を信じる様になって、その未来の私の隣には、あなたがいることが、何よりも必要だと思っている…

6/16/2024, 2:28:02 PM

1年前
1秒先の未来すら判らない…けれど、自分が生きてて来た過去も、全てを掌握出来ていない…過去も未来も、自分にしか体験できないのに、振り向いても、虫食いみたいな、所々しか記憶を遡れない…しかも、記憶も、体験したその時の感情とは違う気持ちで、その記憶が蘇る…
たった1年前だけれど、なかなか思い出せない…のか、無意識に、思い出せないのか… 

6/15/2024, 2:24:02 PM

好きな本
子供の頃から、読書が好きで…と言うか、活字が好きで、手当たり次第、読み漁っていた…学年が進むにつれて、ジャンルも広がり、5年生の頃には、有名企業の経営者の本や、法律相談の本、大人用の百科事典何かも読んでいた…
勿論、小説もラノベから古典迄、色々読んでいた。
読書が好きになったきっかけは、矢張り、教科書に載っていた読み物で
阿川弘之のきかんしゃやえもん
千葉省三のチックとタック
スーホーの白い馬
なんかがあった。
好きな作家だと、新美南吉、山口瞳、芥川龍之介、内田百閒…上げればきりが無い…
人見知りの激しい私に、色々な世界を教えてくれた本の世界が、何よりの贈り物…

6/14/2024, 2:11:51 PM

あいまいな空
今にも降り出しそうな空模様…時折吹く突風も、ちょっと冷たい…そろそろだろうか、と思い乍ら…
でも、其れから半日、どんよりした空からは、時々、陽射しが溢れるだけで、雨粒すら落ちて来ない…
そんな空模様に、自分が重なって見えてきた…何時も決断出来なくて、色々言い訳しながら、のらりくらりしている…今も、隣にいる、あなたに、気持ちを伝えられずにいる…

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