安らかな瞳
あなたの瞳は、何時でも穏やか…怒っている時も、悲しい時も、変わらない瞳で、みんなに接している…決して、無感情でも、冷徹なわけでも無いのに、落ち着いていて、ゆっくり優しい口調で語り掛けてくれる…
そんなあなた…だから、安心して、頼ってしまう…本当は、色々辛いことも、他人への思い遣りで疲れているのに…あなたの瞳の奥には、どんな景色があるのか知りたい…
ずっと隣で
初めて会ったのは、私が中学2年生、君が1年生だったね…図書委員をしていた私と、たまたま友達に付いてきた君…何度か会ううちに、何となくお喋りする様になって、追いかけっこする様になったね…ニコニコ笑ったり、ちょっと泣き真似したり、センパイって呼ぶ声…そんな1つ1つに、いつの間にか、ドキドキする様になって…色々あって、辛かったけれど、君との時間が、そんな事を、忘れさせてくれたから…こんな時間が、ずっと続きますように…ずっと隣でいられますように…って、秘かに思っていたんだよ…
もっと知りたい
あなたのこと…もっと…知りたい…何故って、まだ解らないけど、何となく、あなたとの未来、イメージしてみたいから…
そう云われて、初めて、君の事、意識し始めた…勿論、異性の君に、そういう気持ちは、多少はあったけれど、特別な異性としての感情は、無かった…でも、本当は、心の何処かで、そういう気持ちもあった…から…
平穏な日常
幼い頃は、アニメの影響なのか、ハラハラドキドキの毎日に憧れていた…探検隊を引連れて、カッコ良く、狩をしたり、ジャングルを切り開いたり…
それから大人になった今、そんな事を思っていたことすら、忘れていた…
今の私は、君と平凡な日常を過すのが、未来の夢へと変わり…
愛と平和
この世の中は、あなたの愛で溢れている…唐突に云われて、吃驚している…
云われた本人も恥ずかしいけれど、云った本人は恥ずかしく…無いらしい…真っ直ぐな眼差しで、こちらを見ている…その瞳から、視線を逸らせ無くて、何故だか、君が好きだ、ってついぞ告白して仕舞った…するとあなたは、真っ赤になり乍ら、言質取りました、と嬉しそうに笑い乍ら…