多田野一人

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11/14/2023, 1:56:39 PM

秋風
揺れる薄の穂、流れる夕雲、飛んでいく烏の群れ…
そんな景色を丘の上から眺めて、肌寒い秋の風に身震いした…少し冬の気配が入り混じるこの風に、人恋しさが沸々と浮かんできた…君の隣で持たれ掛け乍ら、暮れて行くこの空と、やがて輝き出す星を見つめていたい…

11/13/2023, 1:56:22 PM

また会いましょう
出逢いは別れの始まり…昔、そんな言葉を、聞いて、何となく納得した事があった…其れは、初めて好きになったあの人とのさよならした日のこと…
あれから、幾つかの出逢いがあったけれど、同じ数のさよならを重ねた…そして、また今日も、君から
さよなら、また会いましょう
と言われて、何かが弾けた…さよならは、出逢いの始まり…だから、君とは、また明日逢えるよ…

11/12/2023, 2:21:26 PM

スリル
若い頃は、刺激的な日常に憬れていた…毎日、変化に飛んだ非日常生活を思っていた…それが何時からか、平穏な日常に、安らぎを感じるようになった…齢をとってきたからかも知れない…たまの冒険はいいけれど、ゆっくり過ぎてく、時間もいい…

11/11/2023, 2:17:11 PM

飛べない翼
翼があったら…子供の頃、翼をください、とか、口ずさみ乍ら、青い空を見上げていた…白い翼を思い浮かべて、高く高く遠く遠く飛んでいく姿を思っていた…段々齢を重ねる度に、段々とそんな事を考える時間は無くなり、只翼だけが心の隅で埃を被って、少しずつ薄汚れてきた…久々に向き合って、何だか解らない、熱い何かが込み上げてきた…

11/10/2023, 3:01:44 PM

ススキ
昼間は秋桜、夕暮れは薄…秋の好きな景色だよ、って何時か教えてくれたね…どちらも、一緒に觀に行ったけれど、実は、私も、とっても好きな風景だよ…君が、秋桜や薄の中でかくれんぼする姿が、今でも色褪せずに眼の前に浮かんでくる…秋の風に揺れる君の髪と秋桜と薄の穂…

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