私の名前
親が付けてくれた、私の名前。
子供の頃は、ちゃん付けで周りの人が呼んでくれました。
大人になり母親になると、お母さんと呼ばれるようになりました。
子育てが終わって、お母さんと呼ばれる事も減りました。
夫は、わたしをお母さんと呼びますが、そしたら返事をしません。名前で呼んでくれたら、返事します。わたしもあなたを名前で呼んでますよね。
個々人として対等に暮らしたいし、名前で呼んでくださいね。
そこの処よろしくお願いします。
視線の先には
空(くう)を見つめる虚ろな目
視線の先には、何が見えているの?お母さん‥
認知症の母が、施設のベッドに横たわり、虚ろに天井を見つめるその目‥
こちらの心まで虚ろにはなります。
私だけ
私だけ、といった特別感味わった事ありますね。末っ子で女の子一人だったから、私だけ特別待遇のところあったんです。その私だけ〇〇が、わがままな性格を助長したんだと思います。
大人になり、そのわがままで苦労しました。おいおい、自業自得だろうと言われそう。子育て、義父母とのお付き合い、何にも増して夫とのコミュニケーションでだんだんに気づきました。時間かかったなぁ‥。
私の場合は、私だけ〇〇は、あんまり良い事じゃないと思いました。
遠い日の記憶
まだ幼稚園にも行ってなかったあの日‥わたしは勤めにでていた母の代わりに、叔母と家で過ごしていた。
ある日、裏口に人が訪ねてきた。物乞いだつた。叔母は、何かを渡してもう来てくれるなと言っていたと思った。
少し離れた物陰からそれを見ていたわたしは、心の中でこれは一生忘れてはいけないと思った。
何故かは分からなかったけど。
遠い日の記憶です。
大人になり、世の中がだんだんわかってきたころ、あの風景を思い出した。
あんなこと、本当はあっちゃいけない事、ってあの日、わたしの魂が伝えたと思えた。
そんな世の中、今も続いている。どうにかしなきゃと思うわたしと、どうにも出来ないと思うわたしがいる。
空を見上げて心に浮かんだこと
空を見上げるのは、満月のとき。
心に浮かんだのは、あそこに帰りたいな‥って。
わたし、月から来たのかな?