明日は雨が降る。
そう願うことが、時々思ってしまう。
私は昔から雨が好きだ。
何で雨が好きなのか分からない。
だけど理由は分かる、雨が降ると音をするから。
家に居る時と、傘を持ってる時との音が違う。
(何でこんなに音が違うのだろう…。)
何時しかそう思うようになった。
バケツだと低い音。
皿だと高い音。
他にも面白い音がする。
その音が生まれたお陰で、
寝る時に安らかに眠れる。
だから私/僕は思う
🫧きっと明日も🌨
誰も居ない部屋で、ひっそりと眠る。
横たわる私は、窓の外から部屋の中へ。
微風が吹かれ、微かな明かりに差す。
嫌いな人はいない。
攻める人はいない。
声もしない。
音もしない。
ただ、血が巡る感覚がする。
鼓動も聞こえてくる。
少し思う、まだ私は生きてるんだな…と。
目を覚ますと、何故か私は生きてることが、
辛く感じる、寂しさも苦しみが、
静かな部屋で、誰も知らずに一人で涙を零す。
🍃𓂃𓈒𓏸︎︎︎︎静寂に包まれた部屋𓏸︎︎︎︎𓈒𓂃🍃
見えていた世界は灰色しか見えなかった。
家の色合いや街の風景、それら全てが…
辛くても押し殺していた。
(こんな灰色しか無い世界は消えればいい…。)
(私は、誰の色にも見えない…。)
そう思っていた、だけどある日。
イラストや空の色には綺麗なことだと気付いた。
眩しい光を放つ太陽。
寂しく見えるのに、美しい夕日。
夜には静かに差し込む月明かり。
月と一緒に居てくれる星々たち。
こんな、美しい世界にあったなんて…知らなかった。
深く心に刻み、とても感動した。
(…綺麗…。)
涙を零しながら、静かに窓を開けた。
💫窓から見える景色/灰色の視点🫧
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曲を聴く時、もし思いつくことが無かったら
どうなっていたのだろう。
綺麗な絵を描けなかったり。
素晴らしい曲を作れなかったり。
誰かと協力することが出来なかったり。
それから……それから、
面白い曲
楽しい曲
嬉しい曲
悲しい曲
苦しい曲
辛い曲
儚い曲
願う曲
これらの表す曲が、この世界に無かったら、
私たちは上手く、生きられてたのかな。
私は、曲が無ければ生きられないと思う。
☁ 形の無いもの ☁
秋には儚くて、美しい景色や花が咲いてる。
例えば秋桜や金木犀、それから桔梗もだ。
中には興味無い人や、景色をあまり見ない人も居る。
そんな時、私は秋の夕暮れに焦がれた。
他の季節よりも、
秋の夕暮れはとても綺麗だと思った。
私が生まれた時でも、儚そうで美しいと感じた。
夕暮れは、
夜になる前に赤・黄色・オレンジで光を放つ。
その夕暮れは、まるで最後に
なるかように美しく光を放ってるように見せる。
なんで秋になると、美しい光を放つか分からない。
だけど、儚く美しいけど、
寂しそうに見えるのは何故かな…。
🍁秋恋🍂