12/2/2024, 1:55:39 PM
朝がた 午前4時くらいの
光と闇の狭間
陣痛を思い出す
希望と不安と苦痛が
ないまぜの時間
後戻りはできない
進むしかないと
思い返し
どうにか乗り越えた
病室から見た朝の空は
きれいに晴れ上がっていた
12/2/2024, 1:54:12 AM
同窓会があった
9人のいつものメンバー
気兼ねなく
何十年前の男子女子になる
高校まで
ほとんどが同じ学校で
幼馴染のようなもの
ツギハギだらけの
昔の記憶を張り合わせ
勘違いを笑い合い
今の故郷の話を聞く
故郷への遠い距離は
人と会い
方言を言い合って
グッと近くなる
11/30/2024, 3:26:08 PM
誰かに叱られて
傷ついて
感情が波立った時
鼻の奥がつーんとして
涙がこみあげてくる
そういう時
泣かないで私と思う
こんな時泣くのは
格好わるいと思うのだ
傷ついて泣くなんて
どれだけ自分が大切なんだ
確かに大切で
その思いは 大きな岩のように
揺るがないけれど
人のために泣くとか
感動して泣くほうが
高尚だと
いつの間にか思ってる
11/29/2024, 2:33:53 PM
住んでいる町のお祭りがあり
ロビーでミニバラの配布があるという
祭りの始まりに合わせて行くと
1時間後に配布というお知らせ
卓が用意されるが
待っている人が見当たらない
ウロウロして疲れてベンチへ
時間だと思ったら
どこからか行列が現れた
2階への広い階段に長い行列
死角だった
私は風のように走った
行列の向こうに
最後尾はこちらの手持ち看板
どうにか残り2鉢で1つ頂けた
運が悪いのか 良いのか
良いのか 悪いのか
今はもう11月の終わり
こんな冬のはじまりの時期に植えて
ミニバラは大丈夫だろうか
11/29/2024, 4:15:29 AM
列車に乗って青空をみる
雲がたくさん浮かんでいる
早いスピードで進むが
雲はたいして動かない
私の生活も
客観的に見れば動きがない
毎日同じ事の繰り返し
でも 私はこの生活を
けっこう気に入ってる
平凡もまた いいものである
できれば この生活を
終わらせないで
欲しいと思う
誰にともなく