10/3/2024, 1:34:02 PM
高校生のその人は
思い出の中で
走る 飛ぶ 笑う
前に出て
なにやら難しい問題を解き
白いジャージを着て
グランドに出て行く
巡り会えたら
きっとうれしいだろう
気づけないかもしれないけれど
10/2/2024, 1:39:51 PM
奇跡といえば、ずいぶん前に事故に遭いそうになった事がある。
私は軽自動車に乗っていて、まだ若葉マークを付けていた。
見通しのよい田舎道だった。私は右折専用レーンで前から来るダンプカーを待っていた。
すると、ダンプカーは私の車の正面めがけてそのまま走ってくる。
ゆっくり走って来たので、まさか止まらないとは思わなかった。
私は心の中で、亡くなったばかりの父に、助けてと叫んでいた。
すんでのところで、ダンプカーは止まった。奇跡的だった。
どうにか衝突は免れたが、とても怖い思いをした。
奇跡をもう一度なんて思わない。
もう、あんな思いはしたくない。
10/1/2024, 1:37:43 PM
縁側に寝っころがる
座布団を3枚置いて
幸せな お昼寝時間
起きてみると夕方
日が沈んだ後のたそがれ
もやがかかる 夜へと向かう時間
明日も休日という日は
穏やかなゾウのように
ゆっくり進む
9/30/2024, 11:50:44 AM
1カ月に一度は子供に会う
待ち合わせしてランチ
月に一度のプチ贅沢な日
おしゃれで美味しいお店を
真剣に探す
評判の良さそうなUDONの店
町屋を改装したお店
きっと明日も楽しい日になる
今月も楽しくお互い生きているか
生存確認の意味もこめて
9/29/2024, 12:18:03 PM
静寂に包まれた部屋で
私は眠る
暗い中とても静かなのは
みる夢に心が囚われているから
人間がこびとのような子供を生む夢
目に見えないくらい小さな子
でも大人になると普通の人
そして年寄りになると
だんだん小さくなる
年寄りのこびとだ
子供も年寄りも
とても愛らしい
目が覚めて夢の事を思っても
不思議に怖くない
いったい昨日何かあったか
思い出せないけれど