小学3年生の秋。
私が告白するか迷っていたらあなたには彼女が出来ていた。
小学6年生の冬。
あなたが彼女と別れたから告白しようと思っていたら
卒業式に邪魔をされてしまった。
中学3年生の冬。
同じクラスだったから卒業までにせめてでも連絡先は
交換しようとしたのに勇気がでなくて諦めた。
高校1年生の春。
進学する高校が別々だったため中学の卒業と同時に
関わりがなくなった。
高校2年生の夏。
インスタであなたのアカウントを見つけてフォローリクエストを送ったら承認してフォロバまでしてくれた。
高校2年生の冬。
クリスマスシーズンに最寄駅でばったり会って久しぶりに話してたらお互いクリスマスの予定がなくて
クリスマスを一緒に過ごす約束をした。
高校3年生の春。
今まで私の秘密にしていた恋心をあなたに全て打ち明けた。
するとあなたは快く承諾してくれて照れ臭そうに
私の口にキスをした。
19歳の春。
あなたが海外に留学することで私たちの距離は
ものすごく遠くなってしまった。
22歳の春。
2019.04.18 あなたの誕生日。
ちょうどあなたはその日に日本に帰ってくる予定だった。
なのに飛行機の事故でその予定は叶わなくなった。
23歳の夏。
日本に帰国すると言っていた日からちょうど1年が経った。
1年経った今でも私とあなたは遠い....
私は地球。あなたは天の彼方遠くにいる。
どんなに手を伸ばしたって届かない距離。
あなたと会う方法はひとつだけ知っている。
でも私にはそれができない。
心ではしたいと思っているのに頭がそれを赦さない。
告白よりも簡単ですぐ終わることなのに。
誰も知らない秘密。
私の名前は桐谷風華!ごく普通の女子高生!
そんな私はある日寝て起きたら知らない世界に転生してた!
そこで私は日々魔術の鍛練を積んできた!
そして昨日ちょうどこのホシに帰ってきたんだ!
このホシに帰ってきてからは魔術は使えなくなったけど
知識だけはたくさんあるから興味があったら話しかけろ!
わーっはっはっは!!!
とか高校の入学式でやってみたいとか思ってる。。
最近は静かな夜明けが増えてきた。
昔は娘が一日中泣いていて騒がしかったが
最近は落ち着いてきた。
夜明けが静かになるだけで娘の成長を感じてしまう。
嬉しい反面、反抗期が近づいてくるのに怖くなる。
h あなたには 無理できる?
e 腹を割って 理不尽に耐えられる?
a 包み隠さずに すとれすに耐えれる?
r 話ができる家族 るい腺崩壊しない?
t もしくは友達 なかないって誓える?
t あるいは恋人は
o 存在しますか?
h いないとしたら
e あなたはどうするんですか?
a 一人で抱え込みますか?
r 耐え続けられますか?
t 自殺はだめですよ?
永遠の花束はあなたを束縛する。
永遠の花束はあなた以外も束縛する。
そうしてどんどんと肥大化していく。
十分な生け贄が集まったとき
束縛された人々の頭は弾けとび
まるで紅いバラが咲き誇るような花束を象る。