1/31/2026, 11:57:19 AM
「旅路の果てに」
大きなトランクを引きずって
やっとの思いでたどり着いた
見慣れた古いアパート
塗装のはがれた階段を登り
玄関の鍵を差し込んだら
聞き慣れたドアの軋む音
床に散らばるダイレクトメール
そこら中に散乱した洋服と
流しに置きっぱなしのカップラーメン
開いたままのパソコンには
喧嘩した友達からのメッセージと
気になるあの子の新しい投稿
飲みかけのコーラ
干してあるTシャツ
冷蔵庫の牛乳
「帰ってきてしまった」
安心と落胆に、思わず笑ってしまう
ただいま、ぼくの生活
1/30/2026, 1:06:19 PM
「あなたに届けたい」
日の当たる窓際
名前もわからない観葉植物
あんなに大事に育てていたのに
君はいとも簡単に「いらない」と
そう言い放って去っていったね
突然、友達の友達と二人きりになったみたいで
しばらくは目が合う度に気まずかったけど
次第に元気がなくなって枯れていく姿に
なんだかとても寂しくなってしまって
それからちゃんと世話をするようになったんだ
今ではあの時よりずっと大きくなって
根を張り葉を増やし生き生きしているよ
僕たちが一緒に暮らした短いあいだ
きらきらと眩しくて懐かしい日々
日の当たる窓際
君の置いていった観葉植物は
今も元気だよ
1/29/2026, 1:29:46 PM
「I LOVE...」
愛する、とは何か
ありのままのあなたの、
ありのままを抱きしめること
分かりあえないことも、
その違いを笑いあえること
あなたが幸せだと言うときに、
わたしも幸せだと思えること
いつか来る終わりの日に、きっと
あなたと過ごせたことを嬉しく思うこと
もしかして、これが愛なんじゃないか、と
なんでもない日々のふとした時に思うこと