シウマイ弁当

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9/5/2024, 11:50:16 AM

チャレンジ47(貝殻)
貝殻の内側に、虹色に輝く皮膜がある。トコブシのしょうゆ煮を食べた後、淡い虹色を見つけて嬉しくなった。ほかの貝殻にも虹があるだろうか。そう言えば、父が着ていたワイシャツのボタンは貝ボタンで、かすかな虹色の光沢があった。虹色の光沢を持つ貝殻は、トコブシ以外にもあるのかもしれない。

9/4/2024, 12:21:16 PM

チャレンジ46(きらめき)
海のきらめき、風にそよぐ若葉のきらめき、熱戦をしているアスリートの躍動。美しいものである。しかし、猛暑で流す汗は、きらめいても美しく感じない。
その昔、営業は足で稼げ、と言われた。得意先に足しげく通い、熱意を示して仕事をせよ。流した汗が報われる。真摯な姿勢が伝わる。きらめく汗の価値を信じることができた時代だ。働き方が多様になった今は、流した汗だけでなく、実績が重視される。汗のきらめきが疎ましく思えるのも、時代の流れかもしれない。

9/3/2024, 12:37:46 PM

チャレンジ45(些細なことでも)
些細なことにこだわるのは、褒められる場合と、嫌われる場合がある。オフィスの机を整理整頓し、細かい所まで拭き掃除する人は、よく気がつく人として評価されるだろう。一方で、同僚の書類の誤字を正して叱責するような場合は、細かすぎる人間と言われる。些細なことでも、人間性の違いが現れる。
結局は、周りの人との関係を円滑にできるかが大切なようである。

9/2/2024, 4:07:40 PM

チャレンジ44(心の灯火)
ロールレタリングという心理療法がある。ひとり二役で、手紙のやり取りをする。まず、なにがあっても私を励ましてくれる相手に宛てて手紙を書く。愚痴でも悩み相談でもよい。自責の念や、怒りや悲しみを表しても構わない。次に、手紙の返事を書く。決して私を否定しない相手である。私の気持ちに寄り添い、励まし、解決への糸口になる言葉が出てくる。自分の手で、自分自身を勇気づける。2通の手紙を書き終えると、スッキリした気持ちになっている。
心が暗闇にある時、光になるのは、自らを励ます勇気である。自分にかけた言葉は、消えない灯火になる。

9/1/2024, 3:05:28 PM

チャレンジ43(開けないLINE)
私は基本的に、届いたメッセージには目を通すことにしている。知人とケンカしていることも、今のところない。だから、開けないメッセージはない。ただ、返事を書く際に気を遣う相手は何人かいる。言葉を選び、考えながら文面を作る。メッセージアプリでも、手紙でも、相手を思いやる姿勢は大切にしたい。
 今回の課題は、どんな主旨なのだろうか。別れた恋人から来た文面を読まずにいる、削除しないでいる。美しい恋愛小説のような内容を期待されているのだろうか。
私が最初に思い浮かんだのは、詐欺などの、開いてはいけないメッセージについてだった。夢がない。

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