チャレンジ36(向かい合わせ)
指し向かいで座ると、どうしても緊張する。資格試験の面接会場で、狭い廊下で順番を待っていた。向かい合う場所にいる受験者は、みな落ち着いて、優秀そうに見える。
手のひらに汗をかく。気が遠くなりそうだ。今となれば、他の人も同じように緊張していることに思いが至るのだが、当時は、とても冷静にはなれなかった。向かい合わせの相手から見れば、自分も落ち着いた人間に見えたのかもしれない。
私は、他人との向かい合わせが苦手である。将棋やトランプなどのゲームも、落ち着いて楽しむことができない。緊張感を味方にすることが苦手なのだろう。
チャレンジ35(やるせない気持ち)
やるせないと思うのは、お互いの考えが伝わらない時である。価値観の違い。正しいと信じるが故に衝突する。正論と正論のぶつかり合いである。より良い解決を目指したのに、互いの気持ちに、溝が出来る。こんなはずではなかったのに。涙が出そうになる。
どうすれば、分かり合えるのだろう。話し合いの前のような、親しい関係に戻れるだろう。ひび割れた心の底をのぞき込む。やるせなさは切なさに近い。
チャレンジ34(海へ)
海へ行くのは、考えをまとめたい時
夕焼けを見たい時
大切な人と星を見る時
家族で海水浴に行く時
人生の流れとともに、海へ行く目的が変わった。
チャレンジ33(裏返し)
洗濯物を干す時に、裏返しにしてから太陽にあてている。紺色のシャツは日焼けしてしまうから。ちなみに洗う物を洗濯機に入れる際には、裏返しにならないように注意すること。家内に、厳しく言われている。
きちんと洗って、しっかり干す。洗濯は、なかなか手間のかかる繊細な仕事である。
チャレンジ32(鳥のように)
鳥のように飛べなくても私は自由だ
歩く場所と速さを、自分で選べるから
鳥のように広い視野を持ちたい
歩きかたを、さらに楽しめるように