10/3/2022, 1:07:29 PM
境精輪
慈しみの風が
胸に刺さり
聲で奏でた・・・
理想と言う儚さ・・・
哀しげに纏う
願い傷みは
謳う悲壮で・・・
綺麗と言う醜さ・・・
ゆっくりと流れ
汚れ堕ちて逝く
ゆっくりと廻り
刻み堕ちて散る
赦されるならば
此のまま 瞼閉じて
身を委ねて・・・
赦されるならば
傍に居て 寄り添い
身を裂いて・・・
赦されるならば
記憶失い 無の地に
還れるなら・・・
私は 孤の闇へ・・・
10/2/2022, 10:50:00 AM
Leichte Waage
綺麗に咲く
創の夢は
遺せはしない足跡…
奇劇に舞い
地に堕ちて
そっと 口付けを交わすから…
理解してた筈なのに
何時しか擦れ始めた
言葉を交え泣いてく
貴方を想う程に
秤を掛けて
見据えた被造
閃く羽根が濁り
跪拝を拒み
滾る血が哭く
誇を穢れた…
綺麗に咲く
創の夢は
遺せはしない足跡…
奇劇に舞い
地に堕ちて
そっと 口付けを交わす…
悲劇の咲き
薄笑みは
哀しくなる程溢れ…
冰鎖に繋がれて居ても
ずっと… 「貴方ヲ愛シテルワ…」
10/1/2022, 10:05:13 AM
黄昏
堕ちる太陽
天空は朱に染まり
水面が煌めく
寂しさの風
刹那が心地良くて
静かに雫流れ
孤独を愛し過ぎた・・・
視つめては
締め付けられる
胸 深く・・・
想い映して
照らす光の一時
夢 辛く・・・
失った日々は
還れずに
又・・・ 又・・・
繰り返される
時の嘆きに・・・
9/28/2022, 12:25:29 PM
死焉
崩れ散る視界に
時の流れが嗤い
沈み堕ちた・・・
砕け廃と化す躯
刻まれた感の絲
脆く千切れ・・・
闇の導きに 歩む・・・
抗いの無力は
孤を深くなり
流れた雫には
救い等無くて
朱黒に染まり
存在は薄れた
不条の世界の結末は
我の思考を殺め
傷みさえ感じ無く
醜き理は汚れ過ぎる
我の感情を殺し
凍て付いたは定め
失い続け
私に最後に残された
「結末は・・・」